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マックの試食会主催企業、社長ブログにヤラセ疑惑


マクドナルド御堂筋周防町店への大行列に対するサクラ疑惑に関連して、新たな疑惑が浮上している。 (関連記事1 2 3 4)

大行列をマスコミに取材させて話題を作る以外にも、消費者のブログ等を通じた口コミによる宣伝という手法もとられていた。12月17日、御堂筋周防町店でトレンダーズ株式会社が「クォーターパウンダー」の試食会を実施した。これに参加した人々は、自身のブログで当日の様子を報告しているが、その多くが「23日には買いに行く」と書いていた。

23日の行列について、「今回、トレンダーズさんよりの案件に応募しました」と記して現地の様子を報告したブログもあった。サクラに参加したのかと問われると、「オープン当日のお店の模様そして商品そのものを含めて、ブログでレポする」という案件だったと、ブログ主は返答した。



マクドナルドであることを伏せて表参道でクォーターパウンダーが販売された際の、トレンダーズの経沢香保子社長のブログにも注目したい。2008年10月26日の更新で、「トップシークレット?」と題して、表参道店の開店前の様子を記している。「なに なに?5日後になにかあるの??めちゃめちゃ気になる」、「私は一人だったので、この瞬間の出来事を驚きをブログで共有させていただきました」といった記述がある。

そして11月2日の更新では、10月26日と同様、用事で表参道を訪れたと前書きし、クォーターパウンダーの大行列に遭遇したと報告している。「クォーターパウンダーと読むらしいですが、そんなブランド初めて聞きました。。(有名?)」と書いている。



同社では今回の試食会以前にも、2008年4月29日に「チーズカツバーガー」の試食会、5月8日に「プレミアムアイスコーヒー」の試飲会を行なうなど、マクドナルドとの提携企画を実施してきた。後者では、経沢社長もトークショーに自ら参加している。

このような経緯もあり、社長のブログの内容は、実際には同社による宣伝の一環だったのではないかという疑問の声が上がった。そして、そうした疑問を投げかけた書き込みが削除されるという騒動も発生した。このことは、クォーターパウンダーに関する2ちゃんねるのスレッドでも、11月4日の時点で話題になっている。



マクドナルドだけでなく、宣伝に関与してきた企業も含めて、その手法に対する人々の不信感は一層強まっているようである。




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