●更新日 12/28●


浅田真央のインタビューと安藤美姫の発言に非難続出


フジテレビが過去に放映した浅田真央へのインタビューが、最近ネット上で大きな注目を集めている。

当該の動画をYouTubeにアップした人物は、2008年3月25日に放映されたものであると、2ちゃんねるに書き込んだ。「独占!スタジオ生出演 世界女王を凱旋直撃」と題して、浅田へのインタビューが展開されている。

浅田の転倒について、この時に何が起きたのかと安藤優子アナウンサーは質問した。それに対して浅田は、「気持ち的にはすごく自分も自信があったので、もういけると思ったんですけれど、やっぱり多分これではまっちゃったというか・・・」と回答。氷にエッジが引っかかり、踏み切る前に転んでしまったのだという。

ここで、驚くべき映像が流れる。画面が引いていくと、そこには浅田が転倒した場面を大きく引き伸ばしたパネルが飾られていた。上記の浅田へのインタビューは、このような場所でなされていたのである。そして、何事もなかったように安藤アナの質問が続く。



この動画は、ネット上で大きな話題になった。2ちゃんねるや各種ブログ等で、これは浅田に対する陰湿な虐めに等しいのではないか、という非難の声が続出した。もし悪意がなかったとしても、表現としてあまりにも配慮に欠けるものであるとの批判的な意見が、各所に見られる。

そして12月28日、今度は安藤美姫の発言に注目が集まった。27日の産経スポーツによると、競技直前の練習中に安藤と村主章枝がぶつかり、両者が転倒したという(参考動画)。その結果、筋肉が張って30%の力しか出せなかったと、安藤は述べたという。この件を扱った28日のスポーツ報知の記事からは、異なる印象を受ける。



同様のコメントを「涙声で話した」という安藤。「そのすぐ近くで、村主は「どうなることかと思ったけど落ち着いて滑れたので良かった」と話すにとどめた」という。更に安藤は、「正月の過ごし方に関する質問に「たぶん、日本にいる。足が良くないので病院に通うことになる」と話した。真横にいた村主は、それを無表情で聞くだけだった」とのこと。

これに対し、村主が接触したことに原因があったとしても、公式の場で嫌味を連発する安藤は性格が悪いという批判が続出した。逆に、スポーツ報知の記述こそが悪質な印象操作なのではないかという意見も多い。

今回取り上げた事例は、マスコミ報道の表現のあり方とその影響について、深く考えさせられるものである。



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