●更新日 11/15●


河野太郎議員、国籍法問題でmixi炎上!削除で騒動拡大


国籍法の問題が注目を集める中、河野太郎議員の言動に対して多くの非難の声が上がっている。

2008年11月12日、河野議員はmixiとブログにて、「座長私案」と題する文章を掲載した。「日本国籍を持つ者が他の国籍をあわせて保持することを認める」という一文に始まり、「父母の国籍が違うことにより、二重国籍となる者は両方の国籍を保持することができる」をはじめとする各種項目と、それに対する反応が記されている。

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上記の更新に対して、国籍法を改めることに批判的な人々からの書き込みが殺到した。なぜ二重国籍が必要なのかということの明確な説明がない、日本の将来に対する影響を十分に考慮しているのかといった、数多くの意見が提起された。そうした中で、一部の書き込みが突然削除されたことで、それを問題視する声が続出した。mixiの自身のコミュニティで、年金制度についてのトピックも削除したとの指摘もあった。

やがて批判はエスカレートしていき、炎上状態に。「日本を“解放”した功労者として北京に銅像がたちますね♪」、「反対意見だけが何故か削除されるという先生の陰湿な手段には正直ガッカリしました。民主主義の根本を誤解されているようですね」、「親子2代に渡って国を陥れることしかできないのか!!」、「こんなことするために政治家になったのですか?」などと辛辣な意見が飛び交った。

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すると、河野議員は当該の更新内容をmixiから削除し、ブログもコメントを受け付けないようにしてしまった。これに対して、更に非難の声が各所で上がった。一連の行為について、探偵ファイルでは14日に河野議員の事務所に電話取材した。だが、事務所ではブログに全く関与していないため、本人に確認しなければ分からないとの回答だった。

同日、河野議員は「国籍法に関するQ&A」と題する更新を行なった。国籍法に対して寄せられた疑義への回答と、今回の件についての説明がなされている。河野議員によると、「事実と全く違うことに基づいた誹謗中傷や看過できない人種差別的、外国人蔑視的なコメントが数多く寄せられた」ことが、一連の行為に及んだ理由だという。だが、誹謗中傷や差別ではない書き込みまで削除されたと、納得できていない人々も多い。

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河野議員のブログは2006年9月にも、竹中平蔵議員の任期中の辞職表明を「ふざけるんじゃねえ」と批判したことが原因で炎上した。



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