独占禁止法違反疑惑の AKB48 、最新企画にも疑問の声

常軌を逸する量のグッズをファンに購入させる行為が度々問題視されてきたAKB48の企画に、またもや疑問の声が続出している。

問題視されているのは、2008年10月22日発売予定の「大声ダイヤモンド」。KING RECORDSの告知ページには、「通常盤」の特典として「初回プレス盤のみ、握手会参加券封入　アナザージャケット1種封入(全19種･うち1種ランダム封入)」、「握手会は参加券１枚につき１回」とある。



今回特に注目されているのは、「劇場盤」の特典だ。「AKB48劇場･サンシャイン栄での握手会参加券付き」で、しかも「生写真1種＜全90種＞(チームA･K･Bの各メンバー＋研究生＋SKE48) ※写真はランダムでお付けします」とある。ここで思い出されるのが、今年前半に立て続けに起きた、AKB48が用意した特典をめぐる騒動だ。

2月26日の記事にあるように、ランダムで配布されるポスター全44種を集めると、「春の祭典」に招待されるという企画があった。詳細は29日の記事を参照して頂きたいが、この企画は独占禁止法違反の可能性があるとのことで、中止となった。また、3月20日の記事で扱った、「AKB48　ヴィジュアルブック」の生写真が全848種類というのも問題視された。（参考記事１、２、３）

このような経緯から、上記の「劇場盤」の特典も悪質なのではないかとの声がネット上に多く見られる。更に、「劇場盤購入者を対象に、抽選でスペシャルイベントに御招待(予定)!!」とあり、これを目当てに大量購入するファンも続出するのではないかと予想されているようだ。その購入方法、各種イベントの詳細は、今後随時発表していくという。

最近では、メンバーの大堀恵のソロデビュー企画にも注目が集まった。「甘い股関節」発売記念のイベントで、大堀が購入者にハグするという内容だ。



売り上げが1万枚未満なら大堀がAKB48から強制脱退ということで、スポーツ新聞等でも取り上げられ話題になったが、批判的な意見も多かった。日刊サイゾーはネット上の声を引用しつつ、「もはや風俗」と書いている。

3月1日の記事で触れたように、「購入時にレシートや印紙が出ない、印紙税の脱税なのか」とのネット上での指摘の直後に、公式ブログの「ガチャ」に関する記述が消されるという騒動も過去にあった。今回もこれからの展開次第では、各種告知から目が離せなくなりそうだ。



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