●更新日 10/12●


三浦和義容疑者、自殺の可能性を三年前に語っていた!


2008年10月11日、ロス疑惑銃撃事件の三浦和義容疑者が自殺したと報じられた。

11日の毎日新聞によると、三浦容疑者は10日の午後9時45分(日本時間11日午後1時45分)頃、ロス市警本部内に設置されている留置場の独房にて、Tシャツを首に巻いて自殺を図っていたところを発見されたという。容疑者は病院に搬送されたが、死亡が確認された。14日には、ロス郡地裁に出廷する予定だった。
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自殺との関連で話題になっているのが、三浦容疑者が10日にサイパンの拘置所から移送される際に被っていた帽子だ。そこには、「PEACE POT MICRODOT」と書かれていた。11日の産経新聞は、これら三つの単語がいずれも規制薬物を意味するスラングであると解説している。

「PEACE」は幻覚剤の一種、「POT」は大麻、「MICRODOT」はLSDであるという。この三つの単語を重ねて、人と別れる際の挨拶に用いるという習慣が、ヒッピー文化にはあるそうだ。そのため、これが今回の自殺に関係しているのか、あるいは何らかのメッセージが込められていたのか、といった推測がなされている。

この推測については、ネット上でも意見が分かれているようだ。産経新聞は、上記の別れの挨拶はネット上のチャットでも使用されてきたと指摘している。とはいえ、三浦容疑者はそこまで英語圏のサブカルチャーやコミュニケーションに精通していたのか、単なる偶然だったのではないか、といった疑問の声も少なくない。

もう一つ注目したいのは、2005年9月26日に新宿ロフトプラスワンで開催された、「裁判傍聴のススメ〜裁判の裏側、全て話します」というイベントだ。
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三浦容疑者は、これにゲストとして参加した。当日の三浦容疑者のトーク内容については、ブログ「やきそばかおるの気になるじゃないか」の2005年9月27日、28日の更新に報告がある。
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それによると、三浦容疑者は拘置所と刑務所の違いについて語ったという。「刑務所での自殺はほとんどないが拘置所だとよくある」と述べていたとのこと。拘置所では、思いつめて自殺する人が週に2回くらいは見られるという。こう語っていた三浦容疑者は、自殺直前まで入っていた拘置所で、どのような心境だったのだろうか。

そもそも本当に自殺なのか、殺されたのではないかとの噂も飛び交っている。ロス疑惑も含めて、多くの謎が残されたままである。



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