●更新日 09/11●


星野仙一、ついに「偽サムライ」の烙印を押された!


北京五輪終了後も、星野仙一への批判が未だ止まらない。

2008年9月8日、星野のHPでの発言が注目を集めた。「日本代表の監督も2年にわたっておれがやったら、それでひとまずは終りでいい」、「今、火ダルマになっているおれがなんでまた“火中の栗”を拾うようなことをするのか」と、WBC監督就任に否定的と思われる見解を述べた。娘も現状に心を痛め、「パパ、ユニホームはもういやよ。長生きすることの方を考えてちょうだい」と言ったそうだ。

この更新内容が話題になると、日テレ系「ニュースZERO」は9日に星野をゲストに招き、その真意を尋ねた。星野はここでもHPでの主張を繰り返し、そもそも要請もされていないのに就任の有無を語るのはおかしな話であると述べた。「転んだら立ち上がれ」という星野の日頃の発言にキャスターが触れると、それを監督就任問題と絡めることは揚げ足取りであると語った。

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また、「私を叩けりゃ売れるらしいですわ。雑誌も売れるし、視聴率も上がるらしいですよ」とマスコミの報道姿勢を批判した。それだけ注目される立場にあるというプライドは持っていると述べた上で、「本当に日本は虐め国家になったな。虐めがいがある男かもしれませんけどね」と、昨今の傾向を再度「揚げ足取り」と形容して非難した。そして、「叩かれて耐えることが正義だと思っています」と締めくくった。

一方、星野について論じている記事は依然として多い。哲学者の梅原猛氏は、東京新聞夕刊に8日に掲載された連載「思うままに」で、北京五輪での女子選手の活躍を賞賛し、男子選手のふがいなさを嘆いている。その中で星野に対する強烈な批判が以下のように展開され、話題になっている。

「星野監督が「金メダルしかいらない」と豪語していたにもかかわらず惨敗し、銅メダルすら獲れなかった。この男女の対比はあまりにも著しく、星野監督は上野投手の爪の垢でも煎じて飲むべきであろう。」

「私は、現在日本で人気のある格好よい政治家の多くは偽サムライであると思っているが、星野監督も偽サムライの一人ではないかとひそかに疑っていた。その偽サムライの仮面が今回のオリンピックによってみごとにはがされた。」

なお、星野のHPでは、読者との交流の場であった「星野仙一とワイワイガヤガヤ」、「星野仙一のQ&A」の更新を先月末から停止している。これも「揚げ足取り」防止策の一環なのだろうか。

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