●更新日 07/10●


雑巾絞り汁&サルモネラ騒動、マクドナルドに直撃取材


一昨日の記事に引き続き、マクドナルドの「シェイクに雑巾の絞り汁」騒動についての取材結果をお届けする。

まず、駒澤大学総務部広報課に、その後の進捗状況について話を聞いた。担当部署である学生部の調査は一通り完了し、同大学には「山本伶奈」という学生が在籍していないことは確実であるとの結論に達したという。

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これまでに2ちゃんねる等には、マクドナルドの「お客様サービス室」に問い合わせたという書き込みが、いくつかなされている。それらに対して、対応に納得できないという意見や、マクドナルドが調査をするつもりがないらしいという点を批判する見解が多い。そこで、事実確認も含めて、一連の問題について日本マクドナルドに電話取材した。

広報担当者によると、ネット上に上記のような書き込みがあることについては、マクドナルドとしては目を通していないので何とも言えないという。シェイクに雑巾の絞り汁を入れたという記述が真実であるか否かということに関しては、その事実関係すら確認できない内容であると考えるとのことだ。「非常に困惑しています。悪質でよろしくない、とコメントせざるを得ません」という。

次に、昨日の記事で詳述した、「やす」というHNを使用しマクドナルドの店長と名乗る人物による、一連の書き込みについても話を聞いた。マクドナルドでは、この件については初耳だったという。

第一に、「マクドナルドでは雑巾を使用していない」との記述があったことについて尋ねた。「床はモップで拭いていまして、机やカウンターの上を拭くものとして、ダスターはあります」という。ただし、当該の人物が言う「雑巾」がダスターを指すのかどうかは不明であると、担当者は付け加えた。

続いて、雑巾絞り汁騒動が「たとえ事実だとしても、大騒ぎするほどのことではない」という発言や、サルモネラに感染しても普通に勤務しているとの告白があったことについて、見解を求めた。すると、これらに関しても、当該の人物が本当に関係者であるか、また、書き込み内容の真偽について確認できないので、コメントのしようがないとの回答だった。

したがって、現時点での何らかの対応は困難と判断し、調査を行なう予定はない模様だ。しかし、こうしている間にも、マクドナルドに対する不信を表明する、新たな書き込みがなされている。嘘か本当かわからない、登場人物すらわからないまま進むこの騒動に決着はあるのだろうか。



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