●更新日 01/26●


江原啓之がフジテレビ批判、ファンの擁護カキコ続々


2008年1月22日のニュースウォッチでお伝えした、番組中での江原啓之氏のカウンセリングがきっかけで起きた一連の騒動。それに対する江原氏側の対応が話題になっている。

この騒動とは、昨年放送された「FNS27時間テレビ」での江原啓之氏の「スピリチュアル・カウンセリング」がきっかけで起きたものだ。江原氏のカウンセリングを受けた女性が、放映内容に納得できないばかりか多くの被害を受けたと告発したことで、問題になった。放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は1月21日、同番組は放送倫理に反するとの見解を示した。

すると翌日、江原氏は自身のHPにて、「フジテレビに対するBPO意見書について」と題して自身の見解を示した。

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江原氏の文章には、当該の女性に対する謝罪を意味していると思われる箇所がいくつかあり、「個人の尊厳を損なわないよう、より一層慎重に行動したいと思います」といった記述も見られる。

一方、文中にはフジテレビに対する批判があり、それらが話題となった。「私どもとしても、フジテレビの番組制作のありかたを遺憾に思います」と、江原氏は述べる。件のカウンセリングについては、この女性が「オーラの泉」の大ファンであり、涙を浮かべて番組出演を喜んでいると聞かされていたのだという。

また、「テレビ制作のテロップなど、演出方法が相手様のお立場を傷つけることになったからなのだと理解しています」、「私自身は番組の意図に関係なく、私自身の霊視カウンセリングをしたまでです」と述べ、番組側に問題があることを強調した。そして、「マスコミは日々私の霊視を「やらせ」としたい意図的な姿勢がありますが、これまでの私の活動が、潔白を証明していると考えております」と述べて、今後もこれまで通りの活動を継続していく意思を表明した。

このことがマスコミに取り上げられると、江原ファンたちによる擁護発言がネット上に多く現れた。2ちゃんねる等の掲示板には、日頃から江原氏を擁護する書き込みが頻繁に見られるのだが、それだけではない。時事通信が配信した記事が「Yahoo!Japanニュース」に掲載されると、そこにも江原氏を擁護する立場からの書き込みが続々となされた。主要なものを抜粋してみよう。

「江原さんの人格にいつも勇気づけられたりしています。私は、本当に江原さんの人格はすばらしいと思うし、優しさも感じます (中略) 江原さんのような立派な人がたたかれるのは間違っている 頑張れ江原!!」、「これまでオーラの泉などでカウンセリングを受けた芸能人達は今ものすごく良い仕事をされて視聴者に良い影響を与えてくれていると感じています (中略) 何故江原先生をもっと大切に暖かい目で見てあげないのでしょうか?本当に江原先生が消えたら困ります。たたくのは絶対にやめて下さい」

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J-CASTのインタビューで江原氏を批判した作家の麻生千晶氏に反論する意見や、「BPOが勝手に意見する資格などないと思う」というコメントも。また、「それよかH木を叩きなさい!」、「江原は細木のように商法はしてないよ?」などと、先頃レギュラー番組終了を宣言した細木数子氏へと批判の矛先を向けさせようとしているかのようなコメントも見られる。

細木氏の場合、番組終了宣言の影響で、出演番組の視聴率が向上したと報じられている。江原氏の場合、今回の騒動とそれへの対応が、どのような結果を生むことになるだろうか。



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