●更新日 01/08●


やっぱりヤラセ?元猿岩石.有吉を告発する DVD


電波少年のヒッチハイク企画でおなじみだった、元「猿岩石」の有吉弘行。彼による新たなヒッチハイクの旅を収録したDVDが、話題騒然となっている。

2008年1月7日のデイリースポーツによると、このDVDの題名は「我々は有吉を訴える〜謎のヒッチハイク 全記録〜」で、2月20日にポニーキャニオンからの発売が予定されている。撮影は昨年11月下旬に行われたそうで、出羽山地や奥羽山脈を越えていくという内容。

ただし、このDVDは題名からも想像できるように、電波少年の時のような路線ではない。有吉が道中で数々の暴言や愚行を重ねたことに怒り心頭の製作スタッフが、一連の問題行為を映像で暴露する、という内容だ。

Amazon等にも既にDVD情報が掲載されていて、作品紹介には次のように記されている。
「彼はヒッチハイクとは名ばかりに愚行を重ね、心優しい田舎の人々をあらゆる“手”をつかい騙し続け、さらにはヒッチハイクの概念をも覆す大胆な行動に出る。もしや10年前のヒッチハイクも・・・そう考えると日本全国が彼に騙され続けていたことに! これは、そんな希代のペテン師・有吉弘行の東北横断ヒッチハイク全記録である。」

当該の映像を見てみると、問題発言が数多く出てくる。その主なものを、ネット上で公開されている予告編から抜き出してみよう。
「いいでしょ? 森脇は別に」「ポニーキャニオンがやれって言うんだからしょうがないでしょ」「電波(少年)のスタッフじゃないからきついな」「じゃあテメェ払えよ 制作費あるだろ」「俺の鞄に触るなコラー」「お前なんだ あの娘に色目つかいやがってよ!」



その他、ヒッチハイクなのに電車に乗って移動したり、別の番組の企画と偽って以下のような発言をしたり、といった場面も次々に出てくる。
「田舎に泊まろうなんですけど」「この村に来て今丁度第一村人の方なんですけど」「ちょっとあの田舎の方にね 泊まらせてもらおうかなっていう感じの番組で」「所さん これいきます」「こういうのがね徳光さん好きでね」「うわぁ まいうー」



このような内容に対して、ネット上での大半の反応は「どうせヤラセだろ」というものだった。どう見てもヤラセにしか見えない内容であるということに対して、「感じ悪い」という否定的な評価も少なくない一方で、むしろ割り切って楽しむべきだ、との声もある。ちなみに、電波少年のヒッチハイク企画も、途中で飛行機を使ったヤラセであったことが判明している。

そもそも近年の有吉の芸風から考えれば、このような路線で今回の企画が組まれたことはごく自然だろう。Wikipediaの有吉の項目には、「ヒッチハイクでブレイクしたものの、現在はリアクションよりも、他人の悪口やモノマネを得意としている」と書かれているほどだ。

とはいえ、電波少年当時の芸風では続けていけなくなったからこその路線変更であることは事実。ヒールに徹して再ブレイクとなるか、今後の有吉に注目したい。




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