●更新日 12/29●


2ch 批判のキングコング西野、矛盾を指摘され自爆


ブログ「西野公論」での発言が何かと注目を集めている、キングコングの西野亮廣。この度、またもや大胆な見解を表明し、大きな話題になっている。



2007年12月28日の更新内容は、「表に立つ」と題されている。冒頭で、おすぎの映画評論家としての姿勢が大好きだと述べ、それに対して「投げっぱなしの意見をする奴を僕は認めない。反論の責任を取らない奴。その受け口を設けていない奴」として2ちゃんねるへの書き込みを批判。「人を否定する事で自分の存在を確かめている奴がその最たる例。とてもカッコ悪いし、わかりやすく言えばアホだと思う。そうなってはいけない」と書いている。



そして、「評論のルール」を西野は提示する。「最低でも反論を受け付けるステージを設けるという事。表に立つという事」であるという。「そのステージを設けていないうちに評論してしまうと、つまりそれは『2ちゃんねる』のそれと同じ生き方になっていると思うんだ」と、再度2ちゃんねるを批判している。末尾では、「だから僕はこれからもずっと表に立っていようと思う。それが意見を言った時の責任の取り方だと思うのです」と述べて締めくくっている。



これに対して、ネット上、特に2ちゃんねるでは、批判的な見解が多い。その最たるものが、「西野のブログこそ、「反論を受け付けるステージ」を設けていないではないか」というものだ。西野のブログには、閲覧者がコメントを記入できる欄が存在しない。「投げっぱなしの意見をする奴を僕は認めない」という西野自身の見解に反するのではないか、というわけだ。

ちなみに、西野のブログは過去にも何度も注目を集めているが、その一つが亀田騒動での発言だった。2007年10月14日の日記の中で西野は亀田の試合に触れ、次のように記している。
「理由は何であれ、『切腹』を煽るのは絶対に間違っていると思う。あの会場で『切腹コール』をした多くの人達やあの質問をした記者さんは絶対に間違っていると思う。亀田大毅選手が試合前の記者会見でその言葉を口にした時に、「そんな言葉を簡単に言うもんじゃない」と人は思っただろう。その考えが正解だと思う。言うもんじゃない。だから試合前に新聞に叩かれた。でも切腹コールなんてした時点で、その時の亀田大毅選手と同じレベルだ。『切腹』なんて簡単に言っちゃいけないのだ。子供が観てるのだ。その姿を。『切腹コール』で盛り上がる大人の姿を。何も知らない子供が。」

これに対してネット上では様々な意見が出たが、やはり批判的な声が目立った。その一例が、「亀田の「切腹」発言や切腹を観客が煽ることがいけないという理由が、「子供が観ているから」というのは、もし子供が観ていなければやってもいいという意味なのか」というもの。その他、「芸人のくせにネタも理解できないのか」、「評論家気取りの上からの目線で物事を語れるほど、西野は自分が偉くなったつもりなのか」、「ダウンタウンの浜田は『死ねばいいのに』とネタでよく言っているが、彼のことは同様に批判しないのだろうか」といった趣旨の、手厳しい意見も見られた。

それにしても、「人を否定する事で自分の存在を確かめている」という西野の見解は、そっくりそのまま彼自身に当てはまる気がするのだが・・・。




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