●更新日 12/05●


日韓野球で韓国がアサヒった!有名サイトが理由を解明!?


2007年12月2日に行われた、北京五輪予選兼野球アジア選手権で、韓国が「紳士協定」を守らなかったとして、星野監督が抗議した。この件に関連してネット上では、「なぜ紳士協定を韓国は守らないのか」という点について独自の解釈が行われ、話題になっている。


2007年12月3日の産経ニュース、同日のスポーツ報知を参考に、まずは問題の経緯をまとめてみよう。試合前の練習で韓国側は、日本が左腕の成瀬を起用し調整を行っていることや、野手陣の打撃練習順がどのようになっているのかを見て、先発投手及び打順を大幅に変更したのではないかという。先発投手が右腕の柳済国から左腕の田炳浩に変更され、打線も1番から6番まで右打者が並んだ。1時間前に提出したメンバー表に記された通りにするという紳士協定を監督会議で結んだはずなのに、と星野監督は抗議した。


今大会のルールでは、スタメン表の提出後も試合開始の直前まで変更可能なのだという。「ただし、これは故障者の発生を想定したもので、関係者によると、今回の韓国のような戦略的な変更は例がないという」(スポーツ報知)。また、韓国の金卿文監督は、「ルールは破っていない。いいとは思わないが、今回のルールでは嘘のリストを作ることもできる」とコメントしている。
この件について、朝鮮日報のスポーツ朝鮮は、「北京五輪野球:先発変更への不満は日本の無知」と題した記事を12月3日に掲載し、日本側を批判した。記事の主要な論点は、韓国側の対応が「先発オーダー偽装」になるかどうか、というものだ。


記事の内容はというと、試合前の状況についての解説が中心となっている。記事には、韓国野球委員会(KBO)のイ・ジンヒョン広報チーム長による次のようなコメントも掲載されている。「提出10分前までオーダー変更が可能ということを監督会議の際に確認した。マネージャーはこのオーダー問題を不審に思い、この大会を主管する国際野球連盟(IBAF)に繰り返し確認、IBAFは“1時間前のオーダーは予備エントリーなので変更可能”と答えた」。


KBOが「繰り返し確認」というのは本当だろうか。同日の時事通信によると、全日本野球会議がIBAFに抗議したところ、オスターマイヤー事務局長は韓国に遺憾の意を示したという。また、試合の1時間前に提出した内容を最終決定とするよう、今後はルールを改めることにしたとのこと。


一方、2ちゃんねるの関連スレッドでは、スポーツ朝鮮の記事を見て、「やっぱり」、「いつものことか」といった反応が目立つ。そして、韓国が紳士協定を守らなかった理由は何かということを、独自に検証(?)する動きも現れて、話題になった。その一つは、翻訳サイト「エキサイト翻訳」で、「紳士」という言葉を入力し、日本語から韓国語へ変換するというもの。すると、なぜか変換できず、「翻訳の実行に失敗しました」という表示が出てしまう。





「やっぱり韓国には、「紳士」という概念が存在しないんだ」というわけである。もう一つは、同サイトで「韓国の威信」と入力し、中国語から日本語に変換するというもの。すると、「〓弊害とギャグ〓」という翻訳結果が出てくる。





こういう「迷翻訳」を見つけると、他にも試してみたくなる。「先発オーダー偽装」問題に絡めて、人気の「アサヒる」を同サイトで日本語から英語に翻訳してみた。すると、「Asahi Breweries, Ltd.」という訳が・・・。





言うまでもなく、これはアサヒビールの英語表記だ。どうやら「アサヒる」を「アサヒビール」と誤認して翻訳してしまうらしい。とはいえ、同じ「アサヒ」でも別の企業へと「偽装」してしまうという意味では、この訳そのものがアサヒってる!?




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