●更新日 11/20●


ジャンプ新人作家、コンビニで全裸&年齢詐称


週刊少年ジャンプでおなじみの「手塚賞」に入選を果たし、大々的にデビューした期待の新人作家に早速スキャンダルが発覚し、大騒ぎになっていることはご存知だろうか。
同誌50号に、「第73回手塚賞入選受賞作31P!!」として掲載された、「ハンマーヘッド」という作品がある。

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この作品の作者である斉藤尚武は、「暁!フンドシ祭り★」というブログを持っていた(現在は既に閉鎖)。今回の騒動の原因となったのは、ブログの 2004年9月5日の日記で、題名は「パンと裸★」。
当時の彼はコンビニでバイトをしながら漫画を描いていたようで、バイト先での悪ふざけの様子が画像付きで掲載されている。一つは、体を横にしてパンの棚に挟まった状態になっている画像で、「棚に挟まった。強引トライにより出れなくなる。結局棚を破壊し脱出。パンの気持ちを少し知る。」という文章が添えられている。もう一つは、なんとレジで全裸になっている画像で、次のように記されている。

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この日記に対するコメントへのレスでも悪ノリし放題。「ははっ、人肌でお願いしますか〜★オッケー★「2時間お待ちください」で答えなきゃね★」、「もちろんはいてません★何が恥ずかしいかって脱いでる時★途中で客が来たらどうしよう?なんでも中途半端はいけません★」。

当時の彼は、数年後に自分がそれなりに有名になって大騒動になるとは夢にも思っていなかったに違いない。

この漫画家には、もう一つ注目すべき点がある。それは年齢詐称疑惑だ。

年齢は1981年12月生まれの25歳ということになっているのだが、母校の筑波大学に呼ばれてトークに参加した時に発表されたプロフィールと食い違っているのだ。2005年10月12日、筑波大学で「つくばの漫画家展」の連動企画として、トークセッション「つくばマンガ概論」が行われた。そのゲストの一人だった斉藤のプロフィールには、次のように記されている。「斉藤尚武 1978年 茨城県出身  2001年 筑波大学芸術専門学群視覚伝達デザインコース卒業」。

大学が発表したプロフィールで、卒業生の卒業年度が誤って記されているとは思えない。また、大学を卒業可能な年齢は、途中で浪人や留年を経験しないで最短の場合でも、22歳のはず。
だとすると、2001年に斉藤が卒業したのであれば、このプロフィールの通り1978年生まれとなるはずであり、現在の年齢が25歳ということはあり得ない。しかも、斉藤は少年サンデーの「まんがカレッジ」2004年5月期に、「満月と狼」という作品で佳作を受賞しているのだが、この時の年齢は25歳となっている。




ということは、上述の筑波大学によるプロフィールに合致するのであり、ジャンプ関連で年齢を詐称していたことになる。
趣味・特技は「2ちゃんねるで叩かれても三日で立ち直れる」ことで、好きな漫画は『とっても!ラッキーマン』だという斉藤。その2ちゃんねるで騒ぎになり、ラッキーマンの主人公・追手内君よろしく「ついてねーっ」という彼の心の叫びが聞こえてきそうだ。




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