●更新日 11/19●


日テレがアサヒった・現代用語の基礎知識


11月14日、新語辞典の「現代用語の基礎知識2008」に「アタシ、もうアベしちゃおうかな」「アサヒる」や「初音ミク」「ローゼン麻生」はたまた「ググレカス」「能登かわいいよ能登」が収録されることが発表された(詳細はITmediaの記事を。テラワロスな言葉がいくつも入っております)。

mixiユーザーが日記で上記をとりあげたことから、mixiのキーワードランキングには「アサヒる」がランクイン。
15日の日本テレビ「おもいっきりイイ!!テレビ」では「昨日流行った言葉ランキング」ということで3位にランクインした「アサヒる」を紹介することになった。




有志によってアップされた動画

わざわざ「アサヒる」に注目し取り上げたことについて喝采が叫ばれるかと思ったが、番組では何故か「アサヒる」の意味を「朝日新聞が政治などに対して厳しい見解を示す記事が多いことから、執拗に攻め立てるという意味」とアサヒって説明していた。



アサヒった日本テレビに抗議の電話をかけている有志もいるようだが、日テレ側は「内容はあくまでも間違いではない」と主張しているようだ。

そして、そうなると今度は当然のように「日テレる(日テる)」という言葉がネット上のあちこちで使われだすことに……。

はてなのキーワードには「日テる」という言葉で登録されたようだ。

マスコミ(新聞社・テレビ局)同士で庇いあう事。
(類語:よみうる)
はてなキーワード

今後、また日テレがアサヒったり日テレったりしていけば、「現代用語の基礎知識2009」に載るかもしれない。期待してみたい。

ちなみに、ググレカスの記述には感銘を受けました。

ググレカス(ぐぐれかす)
インターネットの掲示板やチャットにおいて、自分で検索もせずあれこれと質問をしてくるユーザに対し、「ググれカス」(それくらいググれ(Google検索などを使って調べろ・の意味)、このカス野郎)とだけ返答する者が多いことから、これに触発された「ふたば☆ちゃんねる」の住民が“ネタ”として、『ググレカス』というローマ時代の人物をでっちあげた事から、「ソレナンテ・エ・ロゲ」など一連の亜流を生み出すに至る、一大ムーブメントとして広まったものである。

ググレカス(Gugurecus, 生没年未詳)は、古代ローマの思想家。
帝政ローマの時代に現在のアルバニアあたりで生まれたといわれている。父は役人で、家の巨大な書斎にはあらゆる本が並べられていた。このため物心ついた頃から興味を持ったものは何でも検索する習慣がつき、13歳頃からはほぼ一日中図書館で過ごすようになった。それ以来さまざまな発見をしては、それを地元の図書館で検索するという日々を続けていた。
だが20代になると、故郷の図書館の蔵書はすべて制覇したのか、図書館通いに飽きてしまいローマに移住する。ローマでも毎日多くの事柄を発見しては図書館で検索しており、その探究心と教養を買われて役人として出世する。何でも知っていたググレカスは人々の注目を集めたが、やがて図書館で少し調べればわかるような事柄を質問されると即座に「ググれカス」という返答をすることが習慣となってしまった。このため人々の反感を買い、ググレカスはローマで孤独に一生を終えた。
当時の人々からは憎まれたが、人が多様な物事に興味関心を持つことの自然さや、それらの物事について検索する楽しみを見出した思想家として知られている。
なお、その祖父、モックーログ(mokuron 生没年未詳)は、脳の構造に目録がにていることを発見し、それが意志を持つのではないかと警戒した。






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