●更新日 11/14●


訴訟沙汰で引退の危機!? どうなるひこにゃん


11月6日、産経新聞にて彦根城・築城400年祭のマスコットキャラ「ひこにゃん」の引退危機が報じられた。


引退の危機!? 滋賀のゆるキャラ「ひこにゃん」
彦根城の築城400年のキャンペーンの終了が近づき、存亡が危ぶまれるキャラクターの「ひこにゃん」=滋賀県大津市内のスーパー 滋賀県彦根市で開催中の「国宝・彦根城築城400年祭」のマスコットキャラクター、「ひこにゃん」が、グッズ消滅の危機に瀕(ひん)している。市は約1100件のひこにゃんグッズを許可しているが、同祭が終了する今月25日で販売中止を求めているうえ、26日以降の管理方法を決めていないため。全国に知れ渡り彦根の知名度を押し上げた“ゆるキャラ”とあって、グッズの販売業者からは市の対応のまずさを批判する声も上がっている。
ひこにゃんは昨年5月にデビュー。招き猫発祥の地とされる言い伝えにちなんで白猫をモチーフにしており、丸い2頭身の体に大きな赤いかぶとをかぶった愛嬌(あいきょう)のある姿が人気を呼んでいる。市が同祭をPRする目的で、無料で使用を許可してきた。
しかし、同祭終了とともにすべての使用許可が切れるとして、市は25日でグッズの販売を中止するよう地元業者や商店に要請。市議会では市のキャラクターとして使用するよう提案されたが、26日以降にひこにゃんを管理する部署さえ決まっておらず、業者側から継続使用の申請もできないという。(略) (サンケイ



彦根城築城400年祭りは11月25日まで行われるが、今月9日にはひこにゃんにこれまでの貢献とお祭り後も彦根城のマスコットキャラとして活躍してもらおうと同市が住民票を交付した。しかし、キャラクター作者の男性デザイナーが同市と同祭実行委に対し、彦根簡裁に民事調停を申し立てていることも判明。

ひこにゃん営利目的ダメ!イラストレーターが訴え
滋賀県彦根市の国宝・彦根城築城400年祭のPRキャラクター「ひこにゃん」をめぐり、デザインした男性イラストレーター、もへろんさん(22)が10日までに、彦根市と400年祭実行委員会に対し、商標の使用中止などを求め彦根簡裁に民事調停を申し立てた。
実行委によるともへろんさんは、ひこにゃんが祭りのPR目的を超えて営利目的で利用され「お肉が好物で、特技はひこにゃんじゃんけん」などと設定されたことに「作者が意図しない性格付けを黙認し、管理を放置している」と批判。400年祭終了後の商標使用中止のほか、指定されたデザイン以外の使用承認取り消しや相当額の支払いを求めている。
400年祭は今年3月から今月25日までの日程で開催中。ぬいぐるみや絵本、シールなど多くのひこにゃんグッズが販売されており、大人気となっている。所有権や著作権は実行委が持ち、使用申請があれば許可しているという。同市では9日に、ひこにゃんを特別住民登録して住民票まで交付している。
第1回調停は19日に予定されており、実行委は「弁護士と相談して対応するが、法的な問題はないと考えている」と話している。 (スポニチ



住民票を交付してもらうひこにゃん

ひこにゃんの絵本を出版しているサンライズ出版の社長のブログには、今回の訴訟に関するコメント等もある(コチラ)。

着ぐるみのひこにゃんがブートキャンプをやったり、小島よしおのギャグ「そんなの関係ねえ」をやったりするなどの動画がネット上にいろいろアップされたりで人気だったこともあり、現在もネット上では「彦根市の対応が悪い」「いや、デザイナー側が悪い」とさまざまな意見が取り交わされているようだ。

真偽のほどは不明だが、こんな書き込みも…
12 名前:名無しさん@八周年[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 17:53:38 ID:IiNp623T0
■現在問題となってるひこにゃん。情報を入手したので皆さんにお伝えします。
当初、築城400年祭を控えた彦根市は、キャラクターをぼったくり企画会社より、赤兜を被った猫の絵3型を100万円で購入。コンペによる著作者は、もへろんさんのいる大阪の桜井デザイン事務所で、ぼったくり企画会社より、わずか10万ぽっちを受け取る。
彦根市は名前だけを一般公募し、ひこにゃんが誕生しました。
ひこにゃんは築城400年祭が始まる前から人気爆発。ひこにゃんグッズは彦根市に申請すれば作れるとあり、彦根市がパニくる程に殺到。初めは安易に許可を出していた彦根市も、あまりにもひこにゃん変形型の申請が多くなり、却下されたグッズも多数あります。

当初より著作者の桜井デザイン事務所は、築城400年祭のキャラクターで3型しか認められていないひこにゃんに対して、著作者の思いに異なるグッズを出し過ぎだと彦根市に抗議していました。しかし彦根市は相手にせず、ひこにゃんは企画会社から購入したのだから企画会社に言って欲しいと跳ね除けました。
桜井デザイン事務所が企画会社に話しても、企画会社は逃げて話にならなく、しょうがなく彦根市に話しをさせて欲しいと何度も書面で要望されました。しかし彦根市は耳を傾けることはしません。

彦根市から聞いていた話では、著作者側からの一方的な話で、彦根市は何にも言ってないと主張してましたが、真実は言ってないのでなく、聞く耳を持たないが正解です。
桜井デザイン事務所は夏頃から彦根市に話を聞いて貰う為に弁護士を使い、調停しか無いと考えていたそうです。
報道では桜井事務所がひこにゃん使用廃止を求める調停になっっていますが、あくまでも閉幕後にひこにゃんを使うなと言っているのではなく、彦根市と話し合いが出来る場所を求めただけなのです。

話し合いの場を調停に求めるにもいろいろとあり、仕方なくひこにゃん使用廃止の形になっただけだそうですよ。
何時も何かあると中心人物に上がって来るのは彦根市のトップ。
築城400年祭実行委員長は商工会議所の会頭ですが、事実上のご意見番はトップなのです。
今後の彦根市はこんなんで大丈夫なんでしょうか?




17 名前:名無しさん@八周年[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 17:56:46 ID:Wbzr+7Ci0
>>12
これも随分胡散臭い話だけどな。
大体文句つけるなら市じゃなく、その企画会社を訴えるべきだった。




20 名前:名無しさん@八周年[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 17:58:03 ID:BUmyMugk0
>>17
>ぼったくり企画会社より、わずか10万ぽっちを受け取る
もうこんな偏向してる時点で胡散臭いのなにものでもない




24 名前:名無しさん@八周年[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 17:59:48 ID:tMi3lKbIO
>>17
ぼったくりの企画会社を解ってて放置してるのは
何か裏があると勘ぐることもできるよな?


【滋賀】ひこにゃん営利目的ダメ!イラストレーターが相応額の支払いなど求めて訴え★8 より
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1194943594/



ちなみに、弁護士先生の意見はこんな感じのようで…(コチラ

果たして、今後どうなる、調停の行方とひこにゃん!?



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