●更新日 04/17●






井筒和幸監督が映画『ドラえもん』を鑑賞、「人間形成に逆効果」と酷評!





「コミックシーモア」が先日に発表したアンケート結果で、ドラえもんは「同僚として出会いたいキャラ」1位、「上司として出会いたいキャラ」3位となった。このように、国内では『ドラえもん』への評価は概ね肯定的なようだ。映画『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』も、引き続き大ヒット中だ。

一方、先月には辻仁成氏が「フランスでは『ドラえもん』は放送禁止になっている」とラジオで発言して、騒動に発展した。ドラえもんがのび太を甘やかす描写が多く、それらは子供の成長を妨げるという理由で、教育委員会が問題視したというのだ。その後、辻氏はTwitterで訂正した。上記の発言は事実誤認であり、フランスでも有料チャンネルで放送されていることが判明したという。

井筒和幸監督が映画『ドラえもん』を鑑賞、「人間形成に逆効果」と酷評!

井筒和幸監督が映画『ドラえもん』を鑑賞、「人間形成に逆効果」と酷評!

他方、井筒和幸氏は『週刊現代』で『新・のび太の日本誕生』を酷評した。当該の批評が掲載されたのは、2016年3月26・4月2日合併号の連載「井筒和幸の今週の映画監督」である。「これだけ苦労知らずの夢の道具をためらいもなく出してくれると、のび太の人間形成に逆効果じゃないのか。ますます怠け者で臆病な大人になるのではと危惧したよ」。

井筒和幸監督が映画『ドラえもん』を鑑賞、「人間形成に逆効果」と酷評!

ドラえもんが敵のギガゾンビに捕まり、両手を縛られて身動きがとれないために、ひみつ道具を出せない場面があったという。「子供ら全員が息を呑んで心配している最中、小生一人だけ声を出して笑ったら、ドラえもんの鑑賞マナーに違反したみたい。幼児らとママさんにジャイアンの目で睨み返されて、思わずビビりました」。

鑑賞後の感想は、「そんな甘やかし過ぎたら孤独に打ち勝つ大人になれるもんかと思ったね」。だが、一つだけ感心したことがあったという。ドラえもんがギガゾンビに「お前がこの過去に君臨しようとも正しい歴史には勝てないんだと良いことを言う。ママさん、意味分かったかな?」。

井筒和幸監督が映画『ドラえもん』を鑑賞、「人間形成に逆効果」と酷評!



高橋 高橋


このエントリーをはてなブックマークに追加


関連ニュース
大麻で平和!窪塚洋介が大麻を礼賛するワケとは?
爆笑問題の田中が「ONE PIECE」を酷評して騒然!
ムツゴロウさんの映画「子猫物語」都市伝説の真相は
 証拠画像一覧



探偵ファイルのTOPへ戻る