乙武洋匡氏の不倫が週刊新潮に報じられたことを発端に、各種の情報がネット上に出回っている。中でも注目されたのは、乙武氏のＴｗｉｔｔｅｒの裏アカウントとされるものに掲載されていた画像だ。これらの画像は、このたびの不倫問題と関係があるのかと憶測が飛び交った。

裸の乙武氏が写った画像、下着姿の女性を写した画像、ホテルの部屋と思われる場所で女性と撮影した画像等があった。そのため、画像に写っている女性たちと性的関係があったのかと推測する人々が続出。乙武氏の実名アカウントのツイート内容と照合して、撮影場所を探る動きもあった。

すると、この件を報じるサイトが相次いだ。一例として、日刊ゲンダイから引用しよう。「流出元は不明だが、乙武氏のツイッターの“裏アカウント”から出回ったのではないか、などの憶測が飛び交っている。このアカウントは現在は非公開となっており、設定前に写真が流出したのでは、ともっぱらだ」。


バズプラスニュースは、本件を不倫騒動の「新たな展開」と紹介。「現在は閲覧制限が施されており、我々が画像を見ることはできない。しかし制限がかけられる前に画像がインターネット上で広まってしまい、現在に至る」、「誤解なのであれば、早急に弁解する必要があるだろう」。


これらの記事は、誤報である。当該の画像が発見されたのは、２０１４年５月の出来事だった。当時、画像を転載した一部のサイトでは、何らかの理由で記事ごと削除された。そして、この件について乙武氏が説明することもなかった。一方、削除された内容の魚拓は現在も残っている。当時出回った内容が、今回再び拡散されたというのが真相だ。


なぜ「画像流出」がメディアでほとんど報じられないのかと疑う声もあるが、「以前から知られている、既出の情報だから」というのが答えである。

その他の証拠画像は、こちら



高橋