「じゃらん」の口コミに反論を展開したことが発端となった、群馬県草津町の「十二屋旅館」の炎上騒動について、続報を配信する。

騒動が進展する中で、口コミの一部に不審な点があるのではないかという憶測が飛び交った。特に話題になったのは、じゃらんで高い評価をつけている投稿者たちの文体が、よく似ているのではないかという指摘だ。その人々のＨＮは「ブルーウッド」や「アオッキー」で、「青木」という苗字を連想させるというのだ。

これら以外の高い評価をつけている口コミも、「あおちゃん」（青ちゃん）、「セーヤン」（青やん）、「チルチル」（青い鳥）など、いずれも「青」を連想させるＨＮだった。しかも、５０代と記載している「チルチル」を除き、その他は全て３０代の男性からの投稿となっている。


じゃらんを運営する株式会社リクルートライフスタイルに確認したところ、口コミは宿泊した後に投稿できるように設定されているという。逆に言えば、宿泊さえすれば、旅館関係者も投稿可能ということだろう（もちろん、関係者による口コミの投稿は、規約で禁止されている）。

また、じゃらんの「あおちゃん」の口コミや、楽天トラベルで高い評価をつけた人物の口コミに、「全てにおいて大満足でした」という表現が共通に見られる。これは本当に偶然なのかと、話題になった。


さらに、上記の「セーヤン」の口コミは２０１４年６月の投稿だが、全く同じ文章が昨年８月に楽天トラベルにも投稿されていた。現時点で、楽天トラベルの口コミは、なぜか削除されている。９月２５日には残っていたことが、ｇｏｏｇｌｅのキャッシュで確認できる。



楽天トラベルの規約には、一定の掲載期間を過ぎた口コミを旅館側が削除できると書かれている。口コミの投稿者に対して、旅館が削除依頼を出すこともできるようだ。

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高橋