動物愛護に熱心な中川翔子が、自身のブランド「ｍｍｔｓ」で毛皮製品を販売していたとの情報が出回り、非難の声が続出した。

発端は、中川及びｍｍｔｓの店舗のブログにて、毛皮製品を過去に紹介していたと判明したことだ。さらに、現在も毛皮製品が売られているとの指摘が。すると、現在はｍｍｔｓでリアルファーの製品は売られていないと、春名風花が発言。ネット上では情報が錯綜し、憶測が飛び交った。




ウサギの毛皮を使ったショートパンツを現在も販売している証拠とされたのは、「ｉＱＯＮ」というサイトだ。だが、ｉＱＯＮ内のｍｍｔｓのショートパンツ一覧に、当該のパンツは見当たらない。さらに、当該製品の販売サイトとしてｉＱＯＮからリンクされている「ファッションウォーカー」では、現在ｍｍｔｓの製品を扱っていない。

ｉＱＯＮを運営する株式会社ＶＡＳＩＬＹに尋ねたところ、提携先（ファッションウォーカー）から依頼がなければ、販売を終えた製品のページを削除することはないという。既に販売終了のため、ｍｍｔｓのショートパンツ一覧には当該の製品は見当たらない。一方、製品のページ自体は残っているので、直リンクで閲覧できるというわけだ。


ところが、東スポ、スポニチ、メンズサイゾー、サイゾーウーマンは、この製品が現在も販売されていると誤解し、事実に反する記事を配信した。さらに、中川がＢＥＡＭＳと共同プロデュースするｍｍｔｓがこの製品を販売していると、スポニチとサイゾーは書いたが、これも誤報だ。

株式会社ビームスの販売促進部によると、同社が中川と共同でｍｍｔｓの運営を開始したのは、２０１３年５月であるという。先述のショートパンツも含め、毛皮製品を製造・販売していた当時のｍｍｔｓの運営元は別の企業だ。現在のｍｍｔｓには、毛皮製品は一切ないそうだ。

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高橋