精神障害を偽装して詐取するなど、各種の物議を醸す行為に及ぶ人物がいるとの情報が寄せられた。この人物は、２０１２年にリストカットや首に包丁を突き立てた画像を公開し、騒動を起こした女性であると言われている。

２０１４年７月のブログの更新で、「診断書では躁鬱ってことになってる（年金と手帳が通るから）から、神奈川県の条例ではマイスリーは処方してもらえないんだよ」と書いている。年金と精神障害者保健福祉手帳を詐取するために、病状を偽った診断書を医師に出してもらっているというのである。

さらに、医師から薬を不正入手しているという。「最初は、マイスリー売ってって言ったけど　そんなんあげるし、って言われたしね」。この更新に先立ち、Ｔｗｉｔｔｅｒでは病院でもらう予定の薬を挙げ、「欲しい人は連絡してね」と書いていた。これらの内容から、薬の不正譲渡もしくは転売を疑われた。


結婚式や子連れの画像を多数掲載した上で、浮気をしていることも自慢。その他、リストカットの画像もある。７月下旬には入院診療計画書の画像を公開したが、その内容から入院先も特定された。ネット上での批判に対して、人々を挑発し罵倒する更新を繰り返した。それによって、かえって騒動に拍車がかかったようだ。


当サイトでは、神奈川県精神保健福祉センターに連絡を取った。問題視されている人物がいるらしいという話は聞いたことがあったが、具体的な内容までは把握していなかったと、担当者は述べた。本件の経緯と主要な論点を伝えたところ、調査を行うという。ただし、医師の不正行為については管轄外とのこと。

神奈川県保健医療部医療課によると、調査の権限は各々の保健所が有するという。したがって、当該女性の詳細が特定された後に、管轄地域の保健所が医師への調査を行うことになる見込みだ。

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高橋