夏祭りに「ハムスター釣り」が出店され、物議を醸しているとの情報が寄せられた。

７月１３日に、以下のツイートがある。「一昨日の祭りで屋台見回ってたらハムスター釣りとか訳わからん可哀想な屋台あってん！！笑　屋台の、おっちゃん、バリ責められとったわ（笑）」、「めっちゃおっちゃん落ち込んでたｗ　みんなにやいやい言われてｗｗ」、「確かにハムスターは瀕死でした(´･_･`)」。





ツイート内容から判断して、大阪府大阪市平野区の杭全神社の夏祭りだ。前日に別の人物も、この夏祭りでの目撃情報をツイートしている。「通りすがりの人、結構引いてる」という。こうした内容に対し、動物虐待であると問題視する動物愛護団体の関係者もいるようだ。

さらに、昨年の夏祭りでも各種のブログに同様の報告があったこと、動画もあることが判明。住吉大社、河堀稲生神社、王子神社などでの夏祭りや、岸和田だんじり祭でも確認できた。これらの露店でも、やはりハムスターは元気がなかったといった報告がある。





当サイトでは、杭全神社に話を聞いた。ハムスター釣りが問題視されていることは、知っているという。だが、夏祭りでの出店に神社は一切関わっていないそうだ。昔から出店料もとっていなく、管轄外らしい。

続いて、大阪神農商業協同組合に取材した。本件が最近問題視されたことは把握していたが、昨年にもブログ等に掲載されていたとは知らなかったそうだ。露店で動物を扱う場合には、市に事前登録が必要であり、許可されなければ出店できないという。

ハムスター釣りに関しては、動物愛護の観点からできればやめてほしいと、大阪市から要請が来ているそうだ。しかし、出店の有無はそれぞれの現場の責任者の判断次第であるという。どの責任者が何を出店しているかは、組合でも詳細を把握していないとのことだった。

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高橋