●更新日 06/09●
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続報・ペルー人の少女の暴行問題、総領事館の顧問弁護士が見解を公表





静岡県富士宮市の中学校に通うペルー人の少女が、同級生5人から暴行を受けたとされる問題について、続報を配信する。

学校や警察に十分に対応してもらえず、母親がペルー共和国総領事館に相談したという。それを知った総領事が現地へ赴き、学校や警察に対応を求めたと報じられた。その内容が話題になる一方、不明な点も多いとのことで、暴行の真偽が問われていた。そこで、当サイトでは総領事館に本件を照会した。

続報・ペルー人の少女の暴行問題、総領事館の顧問弁護士が見解を公表

その結果を先日の記事に掲載したところ、総領事館の顧問弁護士である田中広太郎氏より、当サイトに連絡があった。田中氏は、被害者とされる少女やその家族に接し、学校や警察と連携して対応を進めてきた人物だ。これまでの経緯及び氏の現時点での見解を、この機会に当サイトを通じて公表したいという。

2014年6月8日、田中氏から当該の内容が書面にて届いた。

全文は、こちら

「最低限の証拠すら提示されていないため、当職としては、現時点では今回の事件が事実であることを前提に対応することはできないと判断しております」と田中氏は明言している。本件に関わる客観的な証拠が、一つも見つかっていないというのだ。

続報・ペルー人の少女の暴行問題、総領事館の顧問弁護士が見解を公表

少女の家族は、スペイン語を使用する複数のメディアに報道を依頼したという。その報道内容においては、事件の真偽が十分に確認されていないことを田中氏は指摘する。警察や教育委員会が、本件の隠蔽を図ったのではないかという噂についても否定。むしろ、「少女の家族側から事実解明への協力が得られないため、関係者が困惑している」とのことだ。

続報・ペルー人の少女の暴行問題、総領事館の顧問弁護士が見解を公表

客観的な証拠が提示されれば、問題解決に向けて対応する用意があるという。そうした証拠が提示されていない現段階で、本件に関する不確かな情報がネット上で断定的に書かれ、各種の憶測も飛び交っていることを、田中氏は危惧している。

その他の証拠画像は、こちら



高橋 高橋


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