２０１４年４月末の「ニコニコ超会議３」で行われた腕相撲の企画で、思わぬ事態が発生した。

「野田総理」と名乗る人物が、腕相撲に負けて骨折した。３月に１７歳の配信者「ａｒｉ姫」との交際を宣言して、話題になった男性だ。骨折箇所の手術が必要なため、入院した。その入院先からニコ生の配信を行い、物議を醸した。


「自分でも放送したくなっちゃって放送してたら、なんか怒られちゃって。『うるさい』って怒られちゃって」。しかも、入院先を知った配信者たちが次々に訪問。一部の人々は院内で配信を行い、そのことを批判する声が上がった。配信の過程で病院関係者が映されたり、関係者への不穏当な発言がなされたりしたとの指摘もある。

今回の件を問題視した一人が、「鮫島」と名乗る配信者だ。野田総理の本名とされるものを挙げ、病室での配信の是非を病院の職員に問いただした（ちなみに、病室を訪問した一人が公開した画像に、野田総理の本名らしきものが写っていた）。


入院に伴う費用の面倒を見てもらったと野田総理が発言したことに、鮫島は注目。他人の名前を使い、保険証を不正利用しているのではないかと推測した。その点を繰り返し問い、職員と口論に。職員曰く、個人情報に関わることであり、「仮定の話には私、お答えできませんので」という。

その後、音声が突然途切れ、電話がつながらなくなったところで配信は終わる。当サイトでは、当該の病院に話を聞いた。鮫島に応対した職員によると、この件について何件も問い合わせの電話があったそうだ。騒動の概略は把握したが、該当する人物の入院の有無は未確認であるという。

個人を特定できないというので、当人の顔や配信内容をネット上で確認できることを説明した。だが、今後の対応について、職員は明言を避けた。

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※モザイク加工は当サイトによるもの



高橋