ももクロ衣装パクリ疑惑、マスク製作者に背景を聞く
ももいろクローバーZの最新アルバム「5TH DIMENSION」の衣装について、憶測が飛び交っている。
このたび、当該の衣装が海外のデザイナーの作品に酷似していると指摘され、注目を集めた。Elena Slivnyak氏が2012年に発表した作品を見ると、マスク及び服のデザインや色がほとんど同じだというのである。
すると、今回のMVの制作に関わった柘植伊佐夫氏がブログにて本件に言及。氏はヘア、メイク、マスクデザインを担当し、衣装の一部を提案したそうだ。氏が企画に関与した時点で各種のコンセプトは決定済みで、衣装作りも進んでいたという。末尾には、white−screen.jpが監督の黒田秀樹氏にインタビューした記事へのリンクがある。
それによると、衣装はスタイリストの細見佳代氏が担当したようだ。パーツの縫い付け、マスクについている膨大な数のスタッズの打ち込み作業等も、氏が手がけたという。さらに、細見氏がSlivnyak氏の当該の作品を、29週前にPinterestでお気に入り画像に登録していたことも発覚した。
一方、マスクの製作は、覆面屋工房のミステル・カカオ氏が担当した。同氏に話を聞いたところ、今回の騒動は把握しているという。ももクロが所属するスターダストプロモーションで打ち合わせ後、同氏がメンバーの頭のサイズを個別に採寸し、マスクを製作したという。後でスタッズを打つことも聞いていて、それが可能なように設計したそうだ。
今回の衣装の全体を統括したのは、細見氏らしい。マスクのデザインはあらかじめ指定され、素材も依頼者側から持ち込まれたという。したがって、デザイン等の経緯についてはスターダストに聞いてほしいとのことだった。なお、スターダストや柘植氏ら関係者の事務所への取材も試みたが、休日のため連絡がつかなかった。
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高橋
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