先日の地震の際に、救助を求めるデマのツイートをした少年に非難が殺到した。「地震で家が崩れ外にでられません がれきの中に閉じ込められています。救助をよんでください」。これが大きな反響を呼ぶと、釣りだったと告白。地震による被害の取材過程で、朝日新聞社会部まで釣られてしまい、話題になった。  ネット上では、少年を特定しようという動きが各所に見られた。過去のツイート等に様々な手がかりがあり、氏名や通学先などが判明。やがて、当初に使用していたアカウントは削除され、別のアカウントにて少年は経緯を説明した。問題のツイートは自身で書き込んだものではなく、アカウントを何者かに乗っ取られたという。   だが、その説明に納得できない人々も多い。例えば、削除された方のアカウントでは当初、「実際に私以外にもこのようなデマを流して遊んでいる人がいると思うので、自分がそれをやってすぐにウソとバラしてみんなが引っかからないようにしたかった」と述べていた。そうした発言も、本人に見せかけるために他人が書き込んだものだというのである。 当サイトでは、少年の通学先に取材した。少年は警察に相談したそうだが、実害がないとのことで被害届は出されていないようだ。当人の説明によれば、英文メールのＵＲＬをクリックしたら、アカウントを乗っ取られたという。これが事実ならば、ウイルス感染等によって各種の個人情報も流出した可能性があり、警察の対応が必要なのではないか。 この点を尋ねたところ、少年の保護者に経緯の詳細を確認中だという。当初のアカウントを削除したのは学校の指示かという問いに対しては、今後の対応を協議中のため話せないとのこと。結論が出た後で、学校のＨＰで調査結果を報告する予定であるという。 その他の証拠画像は、こちら ※モザイク加工は当サイトによるもの 高橋  |
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