サッカークラブで体罰?怒りの告発動画が大反響
サッカークラブで子供たちにコーチが体罰を与えているという告発の動画が、大きな反響を呼んでいる。動画では、コーチが子供たちを叱責する場面が続く。その際、コーチはペットボトルを手にして、子供たちの頭を次々に叩いたり小突いたりした。また、一部の子供を蹴ったり突き飛ばしたりする場面もあった。
この動画に非難の声が殺到したが、体罰には該当しないという見解もあった。一方、コーチのブログの内容に問題があるという意見が目立つ。
ここでも子供たちや保護者に厳しい言葉を投げかけているが、指導方針は自身で決めるので、外部の意見は受け付けないという。悪ふざけと思われる表現も少なからずあった。ゲンコツやペットボトルで叩くことを、自ら「虐待」と表現。スピード違反で警察に捕まった、180キロで暴走運転したなどと、クラブの信用に関わる記述もあった。
クラブの事務所への取材を試みたが、連絡がつかなかった。そこで、当該のコーチに連絡を取った。動画が問題視されたことは把握しているが、自身のブログが削除されたことは知らなかったという。本件をどのように考えるかと尋ねると、現時点で個人の見解は述べられないとのことだった。
動画をアップロードした人物は法務局に相談し、一連の行為は体罰であると言われたそうだ。しかし、地元の市役所等には「調査権がない」と拒否されたらしい。このような対応は一般的なのか。法務省の人権擁護局人権啓発課に話を聞いた。
担当者によると、こうした問題に公的機関が強制介入する権利はないという。当事者のもとへ出向き、体罰をやめるよう促すことまではできるとのこと。ただし、体罰に該当するかということは個別の判断が必要であり、一概には言えないようだ。本件は把握していなかったそうで、これから確認をとるという。
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高橋
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