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出張ホストの実態





今回は、元出張ホストのKくん31才を取材してきました。本業はコンサルティング会社経営で、なんと付き合っている彼女の勧めで出張ホストを副業で始めたそうです。彼女は出張ホストに彼氏を売ったのでしょうか? 「実は彼女が高級デリヘルで働いていて、Kくんも働けば気持ちがわかるよって言われて…」。あくまでもお金が目的で感情は入らないと言いたかったのでしょう。

「店選びは彼女がしました」。そこからは自分でPという出張ホストクラブにアポを取って面接に行ったそうです。「行ったら出張ヘルスなんですよ」。デートコースもありますが、店長の話を聞いていくうちにヘルスコースの仕事をしないと、全く稼げないことを知ったそうです。「しかも登録料が5万掛かるのです。オイルとパウダーとピンクローターを面接の帰りに支給されました」。店のサイトに写真を出すにはお金が掛かって、回収するには手取りを考えると60分コース10本くらい付かなきゃ無理です。店のサイトを見ると並み以下の男性も沢山在籍していて、女目線で見るとお金を払う気なんて起きません。

「何年間も登録していて1回も指名が無い人も存在します」。実は過去にこの店のナンバーワンを雑誌で取材したことがあったんだけど、この仕事1本で食べていくにはナンバー3以内に入ってないと無理だと思いましたね。「求人は嘘ばかりの内容でした。稼げない実情を知ってか知らずか、客から直引き(じかびき)を持ちかけられました」。内容は「本番込み2万円」だったそうです。

2万と言っても、お茶やご飯もしてホテルに行く訳ですから、かなり時間的に効率が悪いですよね。「女はみんなケチですよ」。そう思います。

店舗型ホストで売れるのは一握り、出張ホストはどの店も単価が安い、男性で性を売るには売り専が一番高値がつくのかもしれませんね。結局、出張ホストクラブは登録料で成り立っているんですよ。



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