
●更新日 08/26●
時代の流れ?大物芸人たちの芸風に危機迫る
空前のお笑いブームも一段落。
若者のテレビ離れが進む中、このところ大御所のバラエティ番組までもが苦戦を強いられている。
若手芸人らが大勢出演するバラエティの終了が相次ぐ一方、とんねるずやダウンタウンらの長寿番組も、安定した視聴率をキープ出来なくなってきた。
原因は様々だろうが、彼らの番組に対しては、BPO(放送倫理・番組向上機構)にも視聴者から批判的な意見が集まっている。

2010年7月の主な意見を要約すると、以下の通り。
・『リンカーン』で執拗に椅子を回すのは、危険な公開いじめである
・顔面蒼白の出演者に「死後硬直」とスーパーを載せるとは、制作者の神経を疑う
・女性芸人への痴漢行為を笑って許す場面は、セクハラやパワハラである
・26時間テレビでの島田紳助の「こいつ脳死」発言は不快
・とんねるずが後輩の頭をバリカンで勝手に剃るのは、立場を利用してのいじめ
・他人の家で裸になりゲストの妻と布団に入るなど、良識がないのか
芸人たちは、エンターテイメントの一環としてやっていることであるが、過激すぎるという意見が多いようだ。
「彼らの芸風が昔と大きく変わったわけじゃないですから、世間の認識の方が変化したのかもしれません。そういえば、前にテレ東の若手スタッフたちと飲んだらバラエティの話になって、『とんねるずの番組は、どこで笑っていいか分からない』って言ってましたね。どういうことかって聞いたら、『スタッフの内輪ネタ連発されても…』っていうんです」(番組制作会社関係者)
過去に芸能探偵で行った『読者アンケ★もう一度みたいあの番組!』の結果では、過激なエンターテイメントを求める声も多かった。
が、視聴者だけじゃなく、制作サイドにも世代交代の波が押し寄せているということか。
とはいえ、時代の変化だけで片付けられる問題ばかりではない。

「紳助さんの発言は、無神経すぎると言われても仕方ないですよ。『脳死者は役立たず』なんて発言、昔でもあり得ないですからね。電波の無駄遣いとか感動の押し売りをしてるっていう批判も多い中で、出演者や番組の方針を根本的に見直す時期が来ているというか、もう遅過ぎという感もありますが」 (同上)
番組制作者は冷静に考えて、「出演者や番組の方針を見直す時期」に差し掛かっているというが、大御所たちが急に芸風を改めることなど可能だろうか。
後輩の頭をバリカンで刈ることに比べ、キャリアも実力もある大物たちが自分の頭を丸めて出直すのは、やっぱり難しい?
芸能探偵
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