●更新日 01/15●
悪魔のごとき衣装!?大御所歌手の紅白衣装が問題に?
週刊新潮2010年1月14日号に、昨年末の紅白歌合戦の内部事情について特集がある。
その中の一つが、「復帰『細川たかし』の私服に不気味な『ドクロマーク』」という記事。
12月30日のリハーサルでの細川について、こう書かれている。
「黒一色の“ちょい強面”なだけに映るその私服も、よく目を凝らせばジャンパーの胸にドクロのエンブレム(写真)、黒のインナーも中央に悪魔のごときドクロのマークがあるではないか!」
細川は、スポーツ紙の読者プレゼントで、サイン入りゴルフボールとサンバイザーを提供したというが、この件も「円天の広告塔という悪魔のような役目を演じ、暴力団の親分とゴルフしていたことが問題となったというのに」との芸能記者のコメントを掲載し、反省が足りないのではないかと批判。
問題の服を纏った細川を横から撮影した写真が記事には掲載され、「あえてこの服を選んだ?」とのキャプションが付いている。
この記事をファッションに詳しい人物に見せたところ、即座に回答が。
「これは『lucien pellat-finet』ですね。スカルをモチーフにしたアイテムを出してる、有名ブランドです」(アパレル関係者)
ブランドのHPを見てみると、写真と同じデザインのドクロが一面に。
どうやら間違いなさそうだ。
とはいえ、アパレル関係者は、この記事に疑問を持った様子。
「意図的にこういう書き方してるのかもしれませんけど、細川さんの過去と結び付けて書くのは、いくらなんでも強引ってものですよ。『Roen』にしても『mastermind JAPAN』にしても、芸能人御用達でスカルをモチーフにしたブランドは、いくつもありますからね。特に近年はスカルが業界全体で流行っていて、『PRADA』や『FENDI』みたいに海外の大手ブランドまでデザインに取り入れてるくらいですから」(同上)
というように、細川の私服と過去のトラブルへの反省の有無とは全く関係なさそうだ。
紅白といえば、派手な衣装が毎年注目を集めるが、黒一色の服でもドクロマーク1つで「悪魔のごとき……」と言われてしまうのは本人もビックリだろう。
円天問題やダークなつながり発覚などで、35周年の今年は派手なことやイベントを自粛するという細川。
派手なことを避ける為の黒一色の衣装を着ても、過去を反省したのか“白黒”つけろと迫られてしまうとは、皮肉な話である。
芸能探偵
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