●更新日 08/12●


コールセンターの恋人に設定ミス?


現在放送中のドラマ『コールセンターの恋人』。



作品では、小泉孝太郎演じる都倉渉とミムラ演じる青山響子との対比が強調されている。

炊飯ジャーを手に持って出勤するなど、ミムラは他人の目を気にしない女性像を演じ、対する小泉が演じるのは、今時の20代会社員。
大学を出てコネで入社、そこそこいい給料をもらっているという身分だ。

小泉のこのようなキャラ設定に対して、ちょっと無理があるという声がアパレル業界から出ているらしい。
それは、服装について。
設定では月給が40万円で、それなりに外見や周囲の目も気にする役柄である。


「どことは言いませんけど、小泉クンに衣装提供してるブランドを設定通りの年代の男性はほとんど着てませんよ。そのブランドが対象にしてる年齢層には一応重なってはいるんですけど……。でも実際に買ってる年齢層はもっと低くて、オシャレにも少しだけ関心があるくらいの人たちが主です。オシャレでそれなりに給料をもらってたら、あんまり着ないでしょうね」(アパレル関係者)


関係者によると、ブランド側が挙げる対象年齢やコンセプトは、必ずしも購買客の実態とは一致しない。
そのようなギャップに気づかないまま、衣装提供のブランドが選定されてしまったのではないかというのだ。


「今に始まったことじゃないですけど、不況の影響もありますね。雑誌などの取材でも、高額なブランドの衣装提供は、なかなか回ってこなくなりました。駆け出しの芸人が一流ブランドのジャケットを着てる記事を見て、知り合いのツテで確認してみたら、それは本人の自前だった、なんてこともありました」(同上)


予算などの制約もあるかもしれないが、プロの目から見ると違和感があるとのこと。
小泉に非は無いが、キャラ設定をぶっ壊すことになってしまったようで……。



芸能探偵



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