●更新日 07/23●


もう飽きた?紳助枠に不満の声


今やテレビで見ない日がないぐらいの活躍を見せる島田紳助。
数々のタレントをブレイクさせ、おバカキャラブームの立役者なのは周知の事実だが、このところ視聴者からの評判に陰りが見えているという。

特に日テレ系『行列のできる法律相談所』への批判は多いらしい。



最近批判が集中したのは、2009年7月19日の放送。
出演した芸能人らの「気になる人」スペシャルと題して、鳥を使ったマジジャンやピザ職人など、様々な業界のスペシャリストがスタジオに登場した。

その番組内容に、各種の批判が出ているとのこと。

一つは、天才卓球少女として出演した平野美宇の扱いについて。
まだ9歳の平野に紳助が下ネタを連発したことに、不快感を覚えた人々がいるようだ。

「小学生を相手に非常識」
「司会者の暴走を止めなかった弁護士やスタッフの良識を疑う」
といった投書が新聞社に多数寄せられているという。


そして、もう一つは吉川ひなのが「気になる人」に選んだ60歳過ぎには到底見えない美容研究家。
その中で吉川は、60歳という年齢をおじいちゃんと表現した。

60歳といえば、人それぞれではあるが孫がいてもおかしくない年齢であり、定年にも近い。
一般的にもワザワザ批判される程のことではないが、そんな小さなことでさえ違和感を覚えた視聴者から、「60歳を年寄り扱いするな」という投書が来たそう。

こちらは、紳助やひなのに対してというより、普段から番組に不満を持っていた人が追い討ちをかけられるようにちょっと気にさわる発言があったといった程度なのかもしれない。


極めつけは、番組の趣旨に関わる問題。
「気になる人」特集が終わったのは、番組後半の8時40分過ぎ。
すると、法律相談番組なので簡単に一問済まそうという趣旨の発言が、紳助から出た。

これに対して、「番組名に偽りがあるのではないか」、「ネタ切れなら、もう番組を終わらせた方がいいのではないか」といった厳しい意見が届いているという。


「この番組関連の投書は否定的な意見ばかりです。『法律相談』の番組ではなくなってしまったと嘆く投書が多いですね。『島田紳助の番組は、何を観ても出演者も内容も同じで区別がつかない』、『出演者たちが司会者の言いなりになっていて不快だ』なんて意見もあります」(新聞記者)


制作側と視聴者との間に温度差を感じてしまうが、番組が本来の内容から大きく外れても続いているのは、それだけメリットが大きいからだろう。

紳助の視聴率の安定性は、これまでも評価されてきた。
“紳助枠”に入ってイジられ、ブレイクすることを期待する若手や再ブレイクを狙うタレントも少なくない。

紳助にあやかりたいタレントたちの行列≠ヘ、今後も絶えない。



芸能探偵



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