●更新日 06/29●


新聞社へのクレームに見る○○ブーム終了伝説!?


視聴者からのクレームが多いと言われるテレビ番組は、パターンが大抵決まっている。

『ロンドンハーツ』、『クレヨンしんちゃん』、『志村けんのバカ殿様』などがその典型だ。
『親が子供に見せたくない番組ランキング』等が公表されると、このような番組がいつも上位にランクインしてきた。

「低俗だ」、「下品だ」、「教育上よくない」など、クレームの内容も定番化しているのが現状だろう。

そうはいっても、これらは視聴者からの批判というよりは、大部分が子を持つ親からの批判である。
もちろん視聴者には様々な人がおり、新聞記事やワイドショーではクローズアップされにくい類の批判意見もある。
その一つが、テレ朝系『いきなり!黄金伝説』へのここ最近の批判だという。



数々のヒット企画を生み出した同番組だが、何が批判されているのだろうか。

「昔は全般的に、この番組の評判はかなり良かったんです。中でも好評だったのが節約生活シリーズ。無人島生活シリーズも初期は人気がありましたね。ところが大食いシリーズは評判が悪い。視聴者の共感が得られにくいんじゃないかと思います」(新聞記者)

お笑い芸人や大食いタレントが出演して、各地で指定されたメニューを食べ尽くすという企画が、このところ多くなっている。それを快く思わない視聴者が目立つようだ。

新聞記者は『TVチャンピオン』から始まったテレ東の大食い番組が減ったことも、『黄金伝説』への批判を強めることになったのではないかという。

テレ東の大食い番組は、放送のたびに批判の投書が寄せられてきたそうだ。


「『黄金伝説』は、定期的に言われることがいくつかあります。一番多いのは『食べ物を粗末にするな』ですね。次に多いのは、『世界には食べ物に困ってる人がたくさんいるのに』ということ。『食事の時間帯に、無理をして食べている様子を観ると不快になる』というような意見も多いです」(同上)

投書する人々の年齢や関心事には一定の偏りがあるハズ。
なので、これが世論の全般とは言いがたいが、毎度のように食べ物への批判がたくさん寄せられるとなると、やはり無視できないだろう。

ギャル曽根や、ジャイアント白田といったカリスマフードファイターを次々輩出した大食いブームにも陰りが見えてきたようだ。

テレビ業界は、大食いタレントを輩出しすぎた結果、ブームまでもを食い潰しちゃった!?



芸能探偵



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