●更新日 06/18●


前途多難!?流出で露呈したドラマ版こち亀の評判


ドラマ化が決定した、週刊少年ジャンプの大人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。

これまで、SMAPの香取慎吾が主人公の「両さん」こと両津勘吉と睨み合っているジャンプの表紙が発売前にネットに流出したり、撮影の様子の目撃談が各所に書き込まれたりと、流出騒動が続いている。





単なる情報漏れなのか、はたまた話題づくりの為の確信犯なのか、何かとネット先行で情報が出回ってきた。
目撃談では、当然ながら登場人物を誰が演じるのかが話題になり、速水もこみち、香里奈ら出演者を撮影した画像も流出して、その注目度は最高潮に。



が、一方では出演者らの外見や衣装が原作からかけ離れているという批判も続出。
特に香取は長身で、イメージ的にも「両さんを演じるのは向いていないのでは」という意見が強いようである。

むしろ、アニメ版で両さんの声を担当し、舞台でもハマリ役と好評だったラサール石井の方がよかったのでは、との声も多数あがっている。

だが、ラサールは果たして適役なのだろうか。

「前にトラブルがありましたからね。葛飾にこの漫画の銅像ができた時、来賓で出席した麻生首相を批判してブログが炎上しました。こういうことがあると、視聴者のイメージがあまりよくないというのはあるかもしれませんね」(出版関係者)

速水もこみちにしても、AV女優との騒動が記憶に新しいだけに、中川巡査役はイメージに合わないとの声があるが、何よりも画像の流出により、衣装のチープさが話題になっている。

何とも前途多難なドラマ版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。
唯一の救いは作者の秋本治氏が「香取に太鼓判」と報じられていることだが、それさえこんな見方も……。

「昔、『ファミコンジャンプ』っていうゲームソフトが発売されて、その第2作では主人公の一人が両津でした。ゲームが発売されてから何年も経って、秋本さんが漫画の中でこのゲームを批判したことがあるんですね。ロケットランチャーを使ったりして、原作にはない変な設定になっていた、と。あれがどこまで本気の批判だったのか、分かりませんけど……。今回もドラマがひどかったら、後になって皮肉を込めたコメントが出たりするかもしれませんよ」(同上)


さすがに作者が番組開始前からダメ出しするわけにもいかないだろうが、番組を作る側としては何とも怖い話だ。

もしホントにそんなことになったら、下町人情に訴えても許してもらえない!?



芸能探偵



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