●更新日 08/05●
今度はあの番組?ブログでヤラセを赤裸々カミングアウト
読売テレビのバラエティ番組『秘密のケンミンSHOW』にヤラセ疑惑が勃発し、話題になっている。
『県民の県民による県民のための赤裸々カミングアウトバラエティ』と銘打った同番組。
もし、ヤラセがあったとしたら、秘密でも赤裸々でもカミングアウトでもなくなってしまうが……。
今回話題になっているのは7月31日放送の『天津飯は、東日本と西日本で違う!?』である。
東日本はケチャップを使うので赤く、西日本は醤油ベースのため茶色いという。
そして、両者の境界線は浜名湖の辺りであるとのことだった。
そのことを検証する為に、番組では地元の店に取材していたのだが、この回の収録時に取材依頼があったという大津市の石山飯店のオーナーが、番組からヤラセの依頼があったとブログで告白。
番組は、逆に赤裸々カミングアウトされちゃったのだ。
ヤラセを告白したのは6月26日。番組放送の約1ヶ月前である。
ブログによれば、同店の天津飯のあんかけは茶色いと番組に写メを送ったところ、『色が濃くて関東との違いがわかりづらいので、取材の時だけ色を薄くしてほしい』と言われたのだという。
『真実を捻じ曲げてTVに出ても意味がないし、何より番組を見てご来店いただいたお客様に放送と違うじゃないか!な事を言われるのも困る』との考えで、同店では取材を断ったそうだ。
そして、番組放送後、ブログの内容が再び注目を集めることとなった。
ブログには、こんな記述もある。
『あの番組、最初の頃は観てたんですが、○○県民はみんなそうであるかのような内容に疑問を感じて見なくなったのでした』。
実際、同じように思っている視聴者も多いらしく、同番組にはそのような指摘が多いよう。
「視聴者からの批判で一番多いのは、この番組は地域の特色を過剰に強調して、誤解を与えているのではないかということです。司会のみのもんたと久本雅美のマナーについても、特に高齢者から定期的に苦情の意見が届いています。」(新聞記者)
検証番組のヤラセに関しては、『発掘!あるある大事典』の捏造問題を挙げるまでもなく、これまでも度々問題視されてきた。
バラエティ番組にある程度の演出は付き物ではある。
どこまでが演出でどこからが捏造になるのか、難しいところではあるが、検証を捏造してしまっては番組の信頼度が下がるだけ……。
東西文化の境界線にこだわるよりも、まずは捏造と非捏造の境界線にこだわった方が良い?
芸能探偵
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