●更新日 10/02●
美しい国日本、ホントは痛くて苦痛な国?
「今日から郵政民営化が始まる。私、今日新聞見て思い出しました」
映画『大統領暗殺』(10月6日公開)の試写会に突然姿を現したのは小泉元首相?
司会者によると、さらにこの日は安倍晋三前首相と福田康夫首相も出席する予定だという。
首相経験者が3人も集まる突然のサプライズに、客席から「ホントに?」「すごい!」と驚きの声……というか大爆笑?
それもそのはず、よく見ると、いやよく見なくとも3人揃って全くの別人だから。
彼らは社会派風刺コント集団として知られるコントグループ『ザ・ニュースペーパー』のメンバー。
時には「こんなの(彼らのネタ)流せる勇気ある局は来ていないと思いますが」「マスコミは自主規制しないで私達をもっと取り上げるべき」なんて自らが語るほどに過激な内容も含まれるコントに、会場は戸惑いながらも次第に彼らの世界に引きずり込まれていく。
「美しい国〜!……逆から読むと……」
「にくいしくつう(憎いし、苦痛)」
安倍前首相の現在を表現しているような意味深なブラックユーモアも彼らの持ち味の一つである。
▲安倍前首相療養中の表情まで再現
「遠藤大臣はたったの8日で辞めました。10日以内なので大臣の話は無かったことにクーリングオフしたい」
「これからも力をつくしてるように見えるようにふるまっていくので、応援してほしい」
本人は言ってないのにまるで本人が言った言葉のように聞こえてしまう彼らの芸は、もはやモノマネを通り越して思想模写だという声がある。
もし、彼らのブラックユーモアが思想模写だとしたら、大統領暗殺≠ネらぬ首相暗殺≠ネんて映画が作られる日が来たりして!?
芸能探偵
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