●更新日 07/17●


夏ドラを彩る視聴率サゲ●ン女優たち


「夏ドラマは視聴率が低くなる傾向があるんです」(出版関係者)
そうしたジンクスがあるという。
一巡して一通りの人気傾向が判明しつつあるが……、
開放的な気分になるこの季節、夏祭りや遠出が増えてドラマに集中できない事情もあるだろう。

昨年も「レガッタ」「下北サンデーズ」(ともにテレ朝)が、

若手の注目俳優ら<>をキャストに並べながら打ち切りとなっている。
近年の夏ドラマにおいて、何らかの理由で放送が短縮されたものは以下の通り。

06年
「下北サンデーズ」(テレビ朝日)
   上戸彩、佐々木蔵之介
   初回11.4%→2回8.1%
「レガッタ〜君といた永遠〜」(テレビ朝日)
   速水もこみち、相武紗季
   初回9.5%→2回5.2%
05年
「がんばっていきまっしょい」(フジテレビ)
   鈴木杏、錦戸亮、内博貴、相武紗季
   初回12.6%→2回12.1%
「おとなの夏休み」(日本テレビ)
   寺島しのぶ、石黒賢
   初回11.2%→2回9.7%
「いま、会いにゆきます」(TBS)
   ミムラ、成宮博貴
   初回15.2%→2回13.0%
03年
「ひと夏のパパへ」(TBS)
   上戸彩、北村一輝
   初回8.8%→2回5.8%
「愛するために愛されたい」(TBS)
   坂口憲二、菊川怜
   初回11.5%→2回9.2%
「高原へいらっしゃい」(TBS)
   佐藤浩市、西村雅彦、井川遥
   初回9.8%→2回7.4%
01年
「フレーフレー人生!」(日本テレビ)
   松下由樹、赤井英和
   初回12.1%→2回8.9%
「ウソコイ」(フジテレビ)
   中井貴一、フェイ・ウォン、仲間由紀恵
   初回11.9→2回9.2%


◆早くも打ち切りモードに入ったドラマも…

一覧には初回と第2回の視聴率を併記した。
初回が10%を超えても、2回目が下回ると巻き返すことは至難のワザだ。

今年、既にそのパターンに嵌っている危険なドラマは……、
「菊次郎とさき」(テレビ朝日)
「肩ごしの恋人」(TBS)

である。
前者は3シリーズ目となるゆえ固定視聴者もいるが、「肩ごしの恋人」は米倉涼子、高岡早紀というワイドショー型の二枚看板女優で、話題になるのは海老蔵報道ばかり。
芸能マスコミでの人気とは逆に、視聴者は冷ややかな反応を示している。
打ち切りドラマの大本命か?


◆井上真央、新・視聴率女王の座は幻に?

前出のフジ月9ドラマ「ファースト・キス」は初回19.7%と期待が高まり、主演の井上真央は新・視聴率女王≠ニ持てはやされた。
しかし2回目の放送は13.2%へと急落。
昨年酷評を受けた亀梨和也、伊東美咲の同枠ドラマ「サプリ」が17.9%→13.0%であるから非常に良く似ているのも気になるところ……。


◆夏の風物詩?視聴率サゲ●ン女優

といえば、上戸彩である。
この季節、「ひと夏のパパへ」「下北サンデーズ」といった主演ドラマを打ち切りへと導いている。
今夏は活動を自粛(?)しているのだが……。

ツキのない女優が今夏、三度目の正直≠ノ燃えている。



相武紗季である。
元々期待されていた新進女優だが、ここに来て再び注目度上昇中だ。
出演CMも人気でドラマのギャラも高価格帯と言われる。

しかし準主役の「がんばっていきまっしょい」は、内博貴の飲酒騒動で一回分縮小(特別編に差し替え)。
ヒロインを務めた「レガッタ〜君といた永遠〜」は大根役者の煽りを受け?、打ち切りという憂き目を見ている。
「牛に願いを Love&Farm」は10.2%、10.4%となんとか凌いでいるが……。
モ〜誰も邪魔しないで!と願っていたりする?



芸能探偵



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