●更新日 05/14● 写真
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杉浦太陽、赤ちゃん抱っこ演習か!?






辻希美とのできちゃった婚が発覚したばかりの杉浦太陽。
ラブラブぶりを見せつけた衝撃の会見から間もない12日、初日を迎えた出演映画『0(ゼロ)からの風』舞台挨拶に登場。

「ボクも最近新しい命を授かりまして、命の尊さをより一層深く考えるようになりました」

かみしめるように話す杉浦。
高田馬場のこじんまりした映画館であるが、今最も旬な男ということで多くのマスコミ陣も会場に駆けつけた。
これだけスポットライトを浴びるのはウルトラマン以来か?
とは言っても、この日はデレデレモード全開というわけもいかない。
実話に基づいた、ちょっとディープな映画なのだから。



代わってこの日の主役だったのは、女優・田中好子サン。
何故か彼女、号泣している。

というのもこの作品、実際にあったひき逃げ事故に基づいており、田中サンは息子(杉浦の役)を交通事故でなくした母親役を演じていたのだ。
「私はこの台本を読んだときから、加害者が憎くて憎くてたまりませんでした」(田中)
その役への思い入れは強く、撮影現場でも加害者役とはカメラの前以外では「顔も見たくない、言葉も交わしたくない」状況で、一切の接触を断っていたのだという。
これまで多くの母親役を好演してきた田中サンにとっても、憎悪が溢れ出る感情は初めてだったとか。



▲なんとか涙を堪えようと上を見上げる。最終的には、背中を向け自分を落ち着かせていた。

舞台挨拶中に何度となく溢れそうな涙を堪えようとするも、ポロっとこぼれ出る。
作品や役への強い思い入れは客席にまで通じているようで、涙する観客の姿も見られた。

“スーちゃん”と呼ばれていたアイドル・キャンディーズ時代からのファンも会場には多く詰め掛けていたようで、夜中の3時から並んでいた人もいたという。「4回も泣いちゃったよ」と話す中年男性の姿も。

この映画は、禁酒運転キャンペーンなどと連動しながら2年間に渡り全国各地で巡回上映される。
その間に、杉浦もパパになっているというわけだ。





花束のソフトタッチな抱き方は、生まれてくる赤ん坊を抱くための予行演習のよう……。



映画『0(ゼロ)からの風』


▲最愛の息子を交通事故で亡くした母親の戦いを描いた実話に基づくストーリー。
2年間に渡って全国各地で巡回上映されるという。

監督:塩屋俊/出演者:田中好子、杉浦太陽、豊原功補、袴田吉彦、田口トモロヲ
2007/日本/111分
★2007年5/12〜25(金)まで、早稲田松竹にて独占公開!
★6/30〜7/13、なんばパークスシネマにて公開!
他、全国巡回上映。




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