13歳なのにエレガント、のだめ超えるか神童女優
「ほんとうに13歳なのかな……と。エレガントな印象だった」(監督)
▲映画「神童」公開初日舞台挨拶(21日)
映画「神童」の荻生田宏治監督は、主演の成海璃子チャンに初対面した時の印象をこう語る。
そのイメージどおり、清楚なストレートの黒髪にピンクのワンピース姿。
今年の春で中学3年生、現在14歳である。
落ち着いた仕草なども、大人っぽさに拍車をかけているのだろう。
鼻に手をあててクスクスっと笑ったり
顔にかかる髪を耳にかけるなど、中学生とは思えないミョ〜な色気が混じっている。
この日、舞台に登場した監督&共演者と比較してみよう。
▲左から、荻生田宏治監督、成海璃子、松山ケンイチ、西島秀俊
大きな年齢差があるなか、20〜30代にうまい具合に溶け込んでいる。
しかし、素性はやはり中学生らしい。
大人っぽい外見の一方で、実際は「少年ぽい」(監督)という。
監督は璃子チャンと話をしていくうちに、考え方などにそんな一面を見つけ出したようだ。
また、今作では神童と呼ばれる13歳の天才ピアニストを演じている璃子チャン。
5歳の頃から習っていたというピアノは、過去に挫折した経験がある。
撮影中には「物怖じしない性格や負けん気の強さ」で演奏シーンを乗り切ったようだが、挫折した理由は
「練習がほんと嫌いで……」
とのこと。ホンネがズバッと出るところもまた、中学生らしさが感じられる一面だ。
落ち着いているようでも実はいっぱいいっぱい?の汗もかいていたりして、やっぱりまだまだ中学生。
歓声を浴びる観客前では、緊張を隠せなかったようだ。
ちょっと恥ずかしそうなテレ顔がキュートです!
映画『神童』
▲「一心同体っていうか、音楽を通じて相手の気持ちもわかってしまうっていうすごく不思議な関係だった」(松山)。日本初の本格クラシック映画。
監督:荻生田宏治
出演者:成海璃子、松山ケンイチ、手塚里美、甲本雅裕、西島秀俊ほか
2007/日本/120分
★2007年4月21日より、シネマライズ、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー!
芸能探偵
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