●更新日 03/16●
艶やか蒼井優、そしてオダギリの驚き素顔!
森の中から妖精現る!?
蒼井優ちゃん、今最もスポットライトを浴びている若手女優だろう。
日本的な顔立ちの優ちゃんに良く似合う艶やかな振袖姿である。
今年度は日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞を始め、多くの映画賞を受賞。
昨年公開された映画「ハチミツとクローバー」や「フラガール 」などヒット作に出演しており、新たな実力派女優として注目されている。
幻想的なシチュエーションのなか登場した優ちゃん、最新出演作はその写真のごとく不思議な世界を描いたSFファンタジー『蟲師(むしし)』。
昨年のベネチア国際映画祭に出品され、海外から多数の配給オファーが来ている注目作だ。
一つ一つの質問にゆっくり丁寧に答える優ちゃん。
「日本映画がワタシは好き」
「“ひとところにしかいられない 淡幽とひとところにいれないギンコ”というフレーズが凄く好きで……」
「毎日見ていた監督の絵コンテが、この映画の地図のような。皆で同じ方向へ向かっている印象でした」
控えめながらも芯のあるコメントで返すあたり、素直な人間性が垣間見える。
その優ちゃんのコメントを隣で聞くのは、こちらもただ者ではない
実力派・オダギリジョー(右)と大森南朋(左)。
人の話などそっちのけ(?)というくらい我の強さを感じさせる2人だが、優ちゃんの言うことにはデレデレと、、 、いやコクコクと、頷いている。
オダギリは、4月公開の「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」のボク役でも注目されている。
何度となく世界の映画祭に出向いている演技派だが、
「毎回参加できるのはうれしいですけど。
作品自体に力があって監督やスタッフの皆さんが(映画祭に)呼ばれて、ボクはただ付いて行ってるような感じ」
と謙虚な姿勢。
前回、昨年11月に芸能探偵で取材した際には、マスコミシャットアウトのごとく顔全体を前髪で覆っていたが、今回はすっきり前髪全開のオダギリ。
今作の役どころは、「一言では説明できない」複雑で深い存在だそう。
原作の魅力に惹かれつつも、演者・オダギリジョーに大いに期待できよう。
しかしこの日は優ちゃんの着物姿にみんなが集中していたとあってか、油断した姿も……。
鼻のおそうじ?
こちらも"一言では説明できない"事情があったりして。
映画『蟲師』
▲女流漫画家・漆原友紀の大人気コミック「蟲師」を映画化。
100年前の日本を求め、山奥でロケを行ったという映像美は注目である。
監督:大友克洋(「AKIRA」「スチームボーイ」)
出演:オダギリジョー、大森南朋、蒼井優、江角マキコほか
2006年/日本/131分
⇒3月24日(土)より、松竹・東急系にて全国順次ロードショー!!
芸能探偵
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