岸田今日子さん最後の別れに２人のケンさん

最後のお別れ――。


　　▲2005年1月映画のプレミア試写会に現れた岸田さん

昨年12月17日に脳腫瘍による呼吸不全で亡くなった岸田今日子さん（享年77）。
昨日、お別れ会が東京會舘で行われ、岸田さんと交友のあった多くの著名人が出席した。

独特の演技派女優として知られ、最後まで現役で通しただけに、訪れた芸能人らの顔ぶれも幅広い。





「姉弟のような……」
中でも、涙を堪えつつこう語ったのは渡辺謙。



今日子さんとは、劇団「演劇集団　円」に入団して以来25年以上に渡っての付き合いである。
「酸欠で苦しい」と悲しみを抑えるように少しずつ、今日子さんとの思い出を語ってくれた。

そして、もう一人のケンさんとは、



ショーケンこと萩原健一。

金銭トラブルでの恐喝未遂罪に問われ一昨年６月に懲役１年６月、執行猶予３年の有罪判決を受けた萩原。
今日子さんとは、探偵モノのドラマ「傷だらけの天使」（74−75）で共演している間柄。
奇しくも復帰作が、今年制作される同作の映画版と決定しているだけに、今日子さんへの複雑な思いもあったことか。
ただ、ショーケンは、お別れ会が始まってまもなく会場を後にした。




ところでこの日、カメラに撮られたくないオーラを放っていた人が一人。
2000年12月に女優・浅丘ルリ子と離婚し、2001年1月に21歳年下の女性と再婚した、石坂浩二である。
マスコミ席に顔を向けようとせず、頑なにお尻を向け続けた。


▲76年『犬神家の一族』で岸田さんと共演。

一般人の奥さんとのツーショットは厳禁、、、ということか。



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