●更新日 11/10●

主演映画公開直前! 加賀美早紀★独占インタビュ〜っ!


16歳の衝撃的なデビューから始まった加賀美早紀の女優人生。
飯島愛原作「プラトニックセックス」のオーディションで12083人の応募の中から選ばれたヒロイン。
あれから5年、彼女が今思うこととは――。


芸能探偵独占インタビューに成功!

写真


「親に認めてもらうこと、ですね」
女優として目指すところについて、彼女はこう語る。

世間的にも衝撃を与えた作品でのデビューは、加賀美にとって完全に喜べるものとはいかなかったようだ。
レイプされるシーンなど過激さが世間の関心を惹いたとはいえ、そのイメージは当時16歳の少女には重すぎたか。

「最初の頃とか、ただ言われたことを一生懸命やるくらいしか出来なかったですけど……。
結局、自分でというより周りの人に助けてもらっていただけた賞だと思っているので、逆にこれからが勝負だなって思いました。
だから、もう一度あの場所に立つことができたときは、もちょっと素直に喜べるかもしれないです」


それでも、周囲を説得して始めた女優の道。
かけ出しの頃は周囲に馴染もうと必死だったというが、最近では仕事場での姿勢も変わってきているという。

「昔よりもストイックになったかもしれないですね。
ちゃんと自分が思ってることとかを話させてもらったりとかはするようになりました」


現在出演中のドラマ「ドラマ30 みこん六姉妹」(TBS 13:00〜)でも監督へ自分の意見を伝えたことが、加賀美のブログに綴られている。

どんな女優になりたいか?と問うと

写真

「透明な女優になりたい」

よく言われる“何色にでも染まる真っ白な女優”とは違うのだとか。
「真っ白っていうのは結局白なわけだから、すでに色があるような気がしていて。
透明でもそこにあるんだ、って思われるような人。自然な感じです」

何気なくそこに存在しているような、そんな女優になりたいという。


写真

明日11日(土)からは、加賀美主演の映画『檻 -Prison Girl-』が公開スタート。
妹を殺した犯人に復讐、女囚となる役だ。
「大切な人を失ったときって人は復讐するのかなーとか、信じることっていうか、人間の恐さを感じてもらえたら」
というのが注目どころという。そんなところで「平和が一番ですよ」ともひそやかに語るところは実に彼女らしい。
加賀美の好きなシーンはラスト。
ネタバレしてしまうので詳細は伏せるが、成長した加賀美に会えることだろう。


ちなみに、取材終了後に妖怪のオブジェを見つけた加賀美がポツリ、

写真


「私、“猫娘”に似てるって言われてたんですよ〜」


たしかに、フツウの表情でも

写真

ハンパない目ヂカラの、鋭い眼光。


「檻 -Prison Girl-」

写真
▲共演者の大城美和は、「“檻”の中での友情」が好きな場面という。友情を育むまでの乱闘シーンも注目どころだ。

脚本・監督:石川均
出演:加賀美早紀、西山繭子、大城美和ほか
2006年/日本/118分
http://www.jackandbetty.net/

⇒2006年11月11日(土)より、横浜黄金町のシネマジャック&ベティにて公開!!




芸能探偵


探偵ファイルのトップへ戻る

前の記事
今月のインデックス
次の記事