●更新日 09/27●

大霊界へ、芸能界が丹波哲郎を語る


「これから自由にあちこち行けるわけですからね、あの人もね……」

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▲昨日、香港版の「Gメン'75」ともいえる映画『ドラゴン・スクワッド』(SPO配給10/14公開)の公開記念トークショーにて。

こう感慨深げに語るのは、俳優の原田大二郎。

"あの人"とは、24日に亡くなった丹波哲郎さんのことである。
伝説の刑事ドラマ「Gメン'75」で共演した大先輩を偲んで、その思い出を語った。

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▲スクリーンには「Gメン'75」での二人の姿が……

原田「訃報を伝えられたときは信じられなかったですね。『ウソ……』という感じで……」

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▲昨年7月の丹波哲郎さん あまりの激ヤセぶりに周囲は驚いていた(記事

原田「関係者が皆ずっと見守っている中で誰も気がつかないような(安らかな)状態で息をひきとられたらしいです。
看護婦さんがナースセンターから駆けつけて、『呼吸してらっしゃいません』と言うまで誰も気がつかなかったくらいの……。
すごくきれいな顔をして、何の苦しみもなく逝かれたみたいです」

とのことであった。


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▲昨日行われた映画『人間vs元・人間』(9/30日公開)特別トークショーにて。(イベントの詳しい内容は後日!)

同じように、一緒に仕事をしたことのある青田典子もまた、丹波の思い出を語るのだが、
「すごく笑ったのは、ちょっとしたコントのすごくね、ほんとすごくセリフもそんなないのに、全部カンペが、丹波さんのセリフがあっちにもこっちにもこっちにもあって、へへへへ(笑)
で、セリフを覚えない人なんだなぁ〜と思って」


丹波さんは"セリフを覚えない俳優"として有名だったが、青田曰く当時の状況は「セリフの暖簾のようだった」とか。

こんな風に楽しい思い出を話せるのも、丹波哲郎という人柄があってこそか。



芸能探偵


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