●更新日 01/19●
バックオーライも「OK牧場」出ず!
ガッツ石松の愛猫の名前は、猫なのに、「パンダ」。
そのパンダに嫌われているという髭のせいか、これが怖い人たちの集団のようにも見えてしまうが、そうではない。
ガッツ石松の主演映画『ガッツ伝説〜愛しのピット・ブル〜』のスタッフ・キャストの面々である。
太鼓を叩くシーンがあるということで、まずは太鼓隊の演奏を見物。
この後ガッツも加わり、太鼓隊とのコラボレーション となるはずだったが、、、
無念にも、雨で中止。
天気があと10分持ってくれたら、、、というタイミングの悪さだ。
見物人も関係者も残念がったが、ガッツのトークはいつもどおり軽快。
ガッツ伝説に新しいエピソードが加わった。
撮影中、買ったばかりの車を不幸にもスタッフにぶつけられてしまったというガッツ。
「スタッフが『オーライオーライ、バックバック〜』。ボン!ってぶつかってから『ストップ』だって」
この時ばかりは「OK牧場」とはいかなかったようだ。
ガッツは90年に自主製作映画「カンバック」で多額の借金を抱えたが、今回はそれ以来2度目の主演。
現在別の自主製作映画を準備中ということだが、それに繋ぐためにも今回の映画はガッツにとって重要だ。
太鼓の天敵である雨が振っても、マスコミ向けの絵作りだけはしてくれた。
ガッツいわく、「ボクシングで言えば太鼓が対戦相手というつもりで太鼓を叩く」ということで表情は真剣そのもの。
見よ! この真剣な眼差しを!
おかしな言動や行動ばかりが『ガッツ伝説』ではない。
ガッツが世界チャンピオンだったということに驚く少年少女もいるかもしれないが、これが本当のガッツである。
ボクシングの世界では「左を制するものは世界を制す」なんて言葉もあるが、ガッツによれば太鼓叩きでも左手の使い方が重要なのだとか。
さすが、元世界チャンピオン。
左を制するものは、世界を制す?
「ガッツ伝説〜愛しのピット・ブル〜」
企画:高橋茂
監督:野伏翔
出演:ガッツ石松、菅田俊、麻生祐未、原田大二郎、鈴木みのる、ほか
※新宿トーアにて上映中!
探偵ファイル
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