ＫＡＴ−ＴＵＮのデビュー、いつまで待つぅ〜ん？

「ＫＡＴ−ＴＵＮ、早くデビューしてほしいです！　どうなってるんですか？」


ファンからこんなメールがしばしば届く。
結成から４年、今年はメンバーがドラマやＣＭなどで大活躍し、飛躍の１年であった。
１０代の女の子たちの間では人気ナンバー１のグループと言って良いだろう。



しかし彼らはまだＣＤデビューしていない。
コンサートなどで唄う持ち歌は既にアルバムを作れるだけの曲数が揃っているのに、なぜＣＤデビューしないのか。
ＣＤを出せば確実に売れるだけに、大きな謎である。


芸能界に詳しい人物は語る。
「赤西や亀梨をはじめ、今メンバーらはドラマや映画に引っ張りだこ。これはＫＡＴ−ＴＵＮがデビューしていないからできることです。一旦デビューしてしまうと、コンサートやら何やらで個々の活動が制限されてスケジュールが組みにくい。それよりも今は個々に動いたほうが仕事をバンバン受けられるし、世間に顔と名前を徐々に覚えさせていくメリットがあり、お金にもなるのです」

もし今ＣＤデビューを果たせば、一気に名も知れ渡る。
しかしそれで終わりである。
Ｖ６や嵐、ＮＥＷＳなど、突如として現れたグループたちはファンらの人気はあるが、一般人はなかなかＣＤを買うことはないだろう。

「メンバーの頭文字をとって名づけた“ＫＡＴ−ＴＵＮ”を“勝つ運”とかけるなど、奇抜な発想でいつもアっと驚かせる社長のジャニーさんも、ＫＡＴ−ＴＵＮのデビューについてはかなり慎重で戦略的です。ＫＡＴ−ＴＵＮは未来のＳＭＡＰに、という思惑があるのでしょう」

ＳＭＡＰも結成直後はＣＤデビューせず、結成から３年目のデビューであった。
オリコン１位の常連ＫｉｎＫｉＫｉｄｓも、結成からデビューまで４年かけている。
このジラシ作戦は過去の成功例をもとにしているのだろう。

そろそろＣＤが出る、なんて話もあるが、去年もそんなこと聞いたような。。。
“待つ運”命のファンたちも大変だ。



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