●更新日 10/30●
川村亜紀の爆笑と散った、薔薇色の想い
覚えているだろうか。
川村亜紀。
イエキャブ時代はグラビアにテレビに活躍していた彼女、現在のポジションにすっかり馴染んでいるかのような、活き活きした笑顔である。
川村は22日、本人出演の映画『鍵がない』(公開中)トークショーイベントに参加していたのだが、本人曰く、風邪気味とのことで少々鼻声。
言葉数は少なかったものの、大好きな薔薇をもらったということで、自身のブログにもその喜びを報告していた。
その薔薇をプレゼントしたのは、意外にも初の映画出演という
加藤淳氏。
「顔見たことある!」という人もいるのでは?
加藤氏はバラエティ番組『さんまのスーパーからくりTV』でおなじみだが、ただのオッサンというわけではない。
CM出演などのタレント活動を行う一方で、本職・デザインプランナーとして「ジョージア」や「アサヒビール」のロゴデザインを手がけており、東京大学で客員講師も務める偉い人。
低音の声とダンディな風貌で構える反面、喋り出すと止まらない、話題が逸れていくという独特のキャラクターがウケている。
今作ではチョイ役出演の加藤氏、下北沢で撮影が行われたそうだが、このトークショーでもその特徴的なトーク術は思う存分発揮され、
「(俳優の)僕は、序盤で大量失点して試合を壊した投手みたいな」
「(長いセリフの)半分くらいしか言えなかったっていうか。
自分が1日アルバイトの感覚でやってみたんですが、結果惨敗でしたね、フォッフォッフォ……!」
「タダでさえ怪しい役が、加藤ジュンの頭でさらに怪しいっていうか!フォッ!」
と緩やかな連想でハモった自虐ネタで盛り上げてくれた。
しかし、恋愛に関しては、自虐ばかりでもないようだ。
「恋はひきずるタイプか?」という質問に対して、
「なんていうかな、箱根駅伝ていうか、第2区なのか第3区なのかわかんないですけども、僕は納得いくイイ走りをしたんで、この走りを無駄にすんなよっていう感じ」
と前向きな発言。
しかし、他の出演者に比べて話題豊富に喋りすぎたことに謙遜気味の加藤氏は
時にマイクを差し出すも
差し戻され、ちょっぴり悲しそう?
贈った薔薇の思いは届かなかったか。
探偵ファイル
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