●更新日 08/23●
知事の居ぬ間に弁明?石原慎太郎総指揮映画発表!
昨日は都知事ではなく作家としてご登場。
▲映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」企画発表会見にて
石原慎太郎脚本、製作総指揮。
タイトルも自ら命名。
太平洋戦争末期、特攻隊で死んでいった若者たちの青春を、特攻基地近くの食堂で「おかあさん」と慕われていた鳥浜トメさんの視点で描く。
早くも「戦争賛美だ!」という批判がチラホラと、いつでも注目を集める石原指揮官。
「宮沢喜一はトメさんに国民栄誉賞をあげなかったのでバチが当たって野垂れ死にした」(一部要約。首相生命が終わったということ)
と、毒舌もサスガだが、喋っていない時でも、
常にキョロキョロと動いてくれて、カメラマンたちの手が休まる事は無い。
隣で新城卓監督が喋っていても
お顔フキフキ。
芥川賞作品「太陽の季節」を2晩で書き上げ、校正・清書含め5日で完成させたというだけに、暇な時間は耐えられないらしい。
ゆえに監督から自分に話が及んだ途端、
こんなに嬉しそう。
今回の脚本も数日で作りあげたという速筆ぶり。
これについて質問した記者にも「キミなんかと違うんだ!」と飛ばした。
終盤、石原慎太郎の“仕事っぷり”は更に加速する。
「終わり!(質問なんて)いいよ!」
「さんざん撮ったじゃないか」(フォトセッションを前に)
机運びまで手伝ったりと、早く帰りたいようである。
最後は監督を置き去りにして足早に会場を去ってしまった。
▲じゃ!
こんな、いつ見てても飽きない姿が人気の秘訣なのかとも思えるが、饒舌な本人が去ったのを見計らって?、配給側から追加説明がなされた。
・東映は都知事にご協力させていただくというスタンス
・東映の意見は入っていない
・東映映画としてはやっていない
批判を憂慮したのか、あくまで石原慎太郎の持ち込みであることを強調。
しかし撮影開始は来年初春なのに、スポンサー、製作費、キャストもまだ決まっていないという。
都知事は仕事が速いばかりでなく、会見を開くのも人一倍早かった。
探偵ファイル
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