●更新日 06/07●

解散説も、ハウンドドッグ大友は止まらないっ!


ここ最近、解散説が囁かれているも、全否定し続ける人気バンド・ハウンドドッグの大友康平。

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▲映画『いらっしゃいませ、患者さま。』4日公開初日舞台挨拶にて

来年で50代に突入するが、眉カットを行っているあたりはさすがロッケンローラー。
多少の無精ひげを生やしていても、それはヘボおやじどころか、むしろ渋さを感じさせる。

とはいえ、決してキメキメの“きざなヤツ”ではないのが、大物たる所以か。

これまでにも、「のど自慢」「パッチギ!」など幾つかの映画作品で名演技を見せてくれている。
渡辺えりこや藤岡弘、梨花にさとう珠緒、篠原ともえと名前を挙げるときりがないほど個性派が勢揃いする今回のどたばたコメディ映画では、大友演じる風俗界のカリスマ経営者が医療界に旗揚げするという重要な役どころ。


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主演の渡部篤郎が緊張に言葉を詰まらせると、お助けマンを買って出て自ら喋り出す。
「(共演者の)石原良純は面白い人」と渡部が話しだせば、
「ずーっと空き時間にですね。ずーっと天気の話してんですよ、ずーっと。『大友さん、曇って言うのはね、だいたい30キロくらいの大きさでね』と言われても想像つかねーよな、っていうくらい熱く語るんですよ」

とは言うものの、渡部曰く、
「控え室でずっと考え事してたんですけど、(大友さんが)うるさくてね。レッサーパンダ。あの中に人間がいるとかね」

けっこう、話好きのようである。
しかも、「今までに死ぬかと思った経験」を訊かれると、
「あの、ピストルで撃たれたこと……はないです」
など、軽いジョークをかました後に延々と宮城県沖地震(1978年)の体験談を続けるのだった。
先の石原が天気の話を続けていたのに負けないほどに。
何でも、地震を予知する団体から情報が回ってくるそうで……。

愉快な大物アーティスト・大友康平だが、演技畑でもロッケンローラーの真髄は忘れていないらしい。

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マイクのコードは


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必ず握る!



探偵ファイル


「いらっしゃいませ、患者さま。」

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監       督:原隆二
出       演:渡部篤郎
          原沙知絵
          大友康平 ほか
上 映 時 間  :106分
エンディングテーマ:「SAYONARA SONG」ハウンドドッグ(R&C)


★アミューズCQN、テアトル池袋ほかにて6月4日より全国公開中!


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