●更新日 08/31●
松田龍平よ、笑いたいなら、笑え
ちょっとムッツリにも程がある、
松田龍平。
何か怒ってます???
渋谷シアター・イメージフォーラムなどで公開中の映画『IZO』の舞台挨拶に現れた松田。
登壇前は通路でぽつんと一人煙草をプカプカふかしていたり、挨拶や質問タイムでもあまり喋らなかったりと、どこか機嫌が宜しくない様子。
というか、そういうキャラ設定?
父・松田優作を意識しているせいなのか、それとも単に似ているだけなのか、その声や喋り方の特徴はかつての父とそっくりだ。
最初の挨拶もボソッと呟くように……、
「えー今日はあの、ありがとうございます。楽しんでください。どうも」
とだけ言ってマイクをお隣りへ。
寡黙なところがたまらないのか、ファンの女の子は喜んでいたが……。
それにしても無愛想が過ぎるのではないかと思うほど、表情はビクともしない。
少しくらい、笑顔を振り撒いてみてもいいじゃないか。
共演者が笑いになるようなことを言っても微動だに……、
……!?
笑ってる???
本当は笑いたいところを堪えているあたりが、女性ファンにはかわいらしく映るらしい。
笑いたいなら、もっと笑えばいいのに。
結局笑う姿を少ししか見せないまま集合撮影の時間となったのであるが……、
「いいからいいから」
「横に長いと写んねーから」
「おまえが目立たなきゃなんねーんだから」
「もっとこっち来い」
「遠慮すんなよ」
と仕切り始めたのはそう、
ロックの大御所、内田裕也。
(※写真は左から三池崇史監督、主演中山一也、松田龍平、内田裕也)
集合写真の立ち位置を決めるのは本来役者の仕事ではないのだが、狭い劇場の中で全員が写るように撮る事が困難なため急遽大御所の出番となった。
内田「じぇんいん入ってますか? 大丈夫?」
内田の不安が払拭されないまま始まった集合撮影だが、後列に陣取った松田を撮影できないカメラマンも続出。
「松田さぁん、顔が〜」と一つ声が飛ぶと、
「松田さぁん」「松田さぁん」「松田さぁん」
と一斉にラブコール。
必死に自分を求めるカメラマンたち。
写真の全体像を気にし続ける内田裕也氏。
どこ向いたらいいんだと、頭を上下左右に必死に動かす自分に気づいた時、
ようやく……、
ツボに嵌まったみたい。
そろそろ親父に似てきた?
松田龍平秘蔵写真集へGO!
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