●更新日 07/23●

妊婦・土屋アンナ、ふっくら姿で仕事中


17日より公開の映画『茶の味』舞台挨拶には、三浦友和、手塚理美、浅野忠信など錚々たるメンバーが集結したのであるが、なかでも最も注目を集めたのはこの人。



写真

妊婦・土屋アンナ。芸能探偵過去記事へ


前回『下妻物語』の舞台挨拶で姿を見せた時よりも明らかにふっくらした顔つき。
体調に関しては「最高です」と自ら言っていることから、お腹の赤ちゃんとともに健康状態は良好なよう。
入場や退場の時も「アンナちゃ〜ん」と呼ぶ声が一番大きかった。
妊婦となってもその人気ぶりが揺らぐことにはなっていないようだ。


写真
▲着物で登場。ぽっこり出たお腹に終始手を当てる土屋。

身重の体であるのにこうして舞台挨拶に現れたのは、土屋としてはファンの前に姿を見せたいという気持ちがあったのと同時に、宣伝マンとしての責任を感じていたからに他ならない。

映画に関してもしっかりと説明してくれたのだが……。

「この映画はすごい、日本の自然がすごいきれいだし、人っていうのはすごい素朴なんだけど、なんか素朴なんだけど自然と同じくらいすごいきれいなものっていうのを、伝えてるんじゃないかなとアンナは思うわけですよ」

とにかく「すごい」ということを言いたかったのだろうが、長く喋るのはあまり得意ではないようだ。
しかしさすが“カリスマ”と呼ばれるだけのことはあった。
ヤンキー転職宣言」を彷彿とさせる、短いフレーズでの“キレ”は相変わらずだ。


司会:今回マドンナ役を演じるにあたって大変だったことは?

土屋:ないです。


写真

昔からマドンナなんで。


この日ほとんど表情を変えなかった浅野も思わず微笑んだ貴重な瞬間である。
土屋のおかげで会場には笑いがもたらされ、大成功の初日ではあったのだが……、
約一名、俺が俺がと目立とうとしてヒンシュクを買う人間がいたのも事実だ。


写真
   ▲みんなの撮りたい浅野が影に……。

一部のカメラマンから「アイツ邪魔だ」と罵られながら、必死に目立とうと前に出る我修院達也。
最後まで迷惑に気づかないバカっぷりは、演技なのか、素のものなのか。
「見ろ、見ろ、見てくれ」と言わんばかりに自らの眉毛に上目っ面で視線を送る姿が、カメラマンたちを余計に苛立たせる。

土屋の視線が冷ややかにも見えるが、このとき背後の浅野が無表情だったことはいうまでもない。




『茶の味』

写真

2003/日本/143分/監督:石井克人/キャスト:坂野真弥、佐藤貴広、浅野忠信、手塚理美、我修院達也、土屋アンナ、三浦友和/配給:クロックワークス、レントラックジャパン

公式サイト

★渋谷シネマライズ他にて公開中!





探偵ファイル



前の記事
今月のインデックス
次の記事