●更新日 07/11●

長塚京三記者会見に現れたものとは?


実力派俳優として、CM、ドラマ、映画など様々な場で活躍する長塚京三。
7月6日に誕生日を迎えたばかり、これからますます円熟味を増していくところなのだが、今週木曜からはちょっとあまり見たことのないような異色の舞台に挑戦する。

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▲本番に向けて稽古が行われているさなか、公演会場の東京天王洲・スフィアメックスにて記者会見が行われた。

その作品はフランス人劇作家、ヤスミナ・レザ原作の『偶然の男』。
ある列車の向かい合わせに座った男と女の二人芝居のなかに、ラスト10分まで会話はない。
それまでの約80分間は、互いの胸の内が交互に語られながらストーリーが進行していくという斬新な手法である。

その難しい設定の二人芝居で長塚の相手役となるのが、実力派舞台女優のキムラ緑子。
人気作家のファンだった女性が偶然にも列車でその彼と出会うという劇の設定と同じく、ずっと長塚のファンだったというキムラは、ラストで目を見て長塚と会話するシーンでは「汗ビッショ−」になるほど舞い上がってしまったという。

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▲憧れの長塚との共演、喜びを口いっぱいに表現するキムラさん。

どういった演出でこの話が進められていくのか全く予想もつかないところであるが、どうやら2体の人形を使うことによって話が進んでいくらしい。
詳しいことはネタばらしになるのであまり言えないということであったが、






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2体の没個性マン?の活躍が気になるところでもある。



『偶然の男』

作:ヤスミナ・レザ/共訳:小田島恒志、大磯仁志/演出:鈴木勝秀/出演:長塚京三、キムラ緑子/料金:全席指定6,500円/問い合わせ:03-5485-5999

★7月15日(木)より東京天王洲・スフィアメックス(僅か200席の小劇場)にて1ヵ月間のロングラン公演!(ほか、地方公演予定)


※注意!!
 記事にある2体の人形はあまりに没個性的なため、本番ではしっかりした人形が用意されるようです。




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