●更新日 03/25●

長さん、さよなら……


40年と半世紀近くも共に活動してきたドリフターズの面々はそれぞれの思いを胸にしたためたコメントを残す。


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加藤 茶:「病院に行くと叱られてました。自分が弱ってるところ見せたくなかったんじゃあないかなあ」

昨晩はしごく泣いたのか、目が赤く染まっている様が遠くからでもはっきり見えた。


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唯一、インタビュアーからは下の名前で“ブーさん”と呼ばれた高木ブー。見舞いに行っても小言を聞かされて帰ってきたという。

ブーさん:「顔を触ったら冷たいんですよねえ……」

顔をクシャクシャにしながら、そう、語る。


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式の間にボロっと涙をこぼしていた志村けんは、ぼうや(付き人)からドリフターズに中途採用されただけに、リーダー・いかりやに対しては特別な思いがあったか。

志村けん:「すごいリーダーだった。微力ながら笑いを継承していきたい」


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仲本工事:「顔、見たくないですね。しゃべらない長さんのイメージってのがないんですよ」

メンバーでもっとも陰の薄い存在である彼だが、その冷静沈着ぶりは兄貴的懐を感じさせられた。




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往年のライバルだったコント55号の欽ちゃんこと萩本欽一 。
昨日お昼の「ワイド!スクランブル」(テレ朝)で欽ちゃんの独占トークを放送していた。
仕事人間の練り込んだコントは
“ライバルだけど愛した恋人”のような存在だったと語っている。
「俺、笑いやりたくなくなっちまったなあ」
こんな話を番組内ではしんみりと語っていたものだ。
ふだんとなんら変わりないひょうひょうとした様子で語った会見後、車のもとへ進む欽ちゃんの足元はコードを避けるためか、やはり
欽ちゃん走り
になっていた。

どうでもいい話であるが、欽ちゃんはキックの強い歩き方のためカカトのケリがこのネタを生み出した(?)と思われる。


「いつか、なんかやりたいねえ」

とお互いに語っていたという欽ちゃんと長さん。
しかし、お互いにツッコミ担当で、ツッコミ同士が絡むって一体どんなの?と話していたとか。
加藤茶の弔辞では、リーダー・いかりやに対する「グチ話でも……」と考えていたようでどんなことを話すのか期待していたのだが、

「……これから俺たち4人でドリフターズ、まだやっていくよ。あんたが残した財産だからね。……(中略)……それから、いきなりそっちから全員集合って言われても俺たち4人は集まれないからね。……(中略)……さよなら。」

と、感動をそそるようなさらりと交わしたお手紙。
会場中が悲しみでいっぱい。

だが、コレで“笑いの鬼”である長さんが 満足すると思っているのだろうか?

と、一部マスコミの間で囁かれていたのも事実。



ツッコミの長さんがいなくなる今後のドリフターズは


4ボケコント?


ボケが4人揃った新ネタを見せることこそ、最高の贈り物となるだろう。



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▲ドリフメンバー全員が手をかけて運び出している出棺の様子。


※探偵ファイル一同、いかりや長介さんのご冥……


いや、待て





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▲出棺の際にいかりやさんのご長男・碇矢浩一さんが挨拶していた時の様子。


一番左の人は誰だろう?


福を心から謹……ん



ドリフターズ、早速の新メンバー???
……まさかね
(でも馴染んでるゾ)





でお祈り申し上げます。




★告別式の模様は「死んだはずのいかりやが泣いた!?」



探偵ファイル



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